(感想)あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第2話「ゆうしゃめんま」
第2話「ゆうしゃめんま」
人が変わっていくのは当然だけど、大切なところは変わらないでほしい、
そんなメッセージを感じる話しでしたね。ぽっぽというまるで変わらぬ
仲間を取り戻し、強いじんたんが再びみんなを一つに集え始める!!

・宿海仁太 入野自由 ・宿海 篤 小形 満
・本間芽衣子 茅野愛衣 ・鉄道(幼少) 豊崎愛生
・安城鳴子 戸松 遥 ・春菜 水原 薫
・松雪 集 櫻井孝宏 ・亜紀 牧野由依
・鶴見知利子 早見沙織 ・鳴子の母 斉藤貴美子
・久川鉄道 近藤孝行 ・店長 金光宣明
【スタッフ】
・脚本 岡田麿里
・絵コンテ 篠原俊哉
・演出 室井ふみえ
・作画監督 奥田佳子
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『青い栞』(歌:Galileo Galilei)
・ED:『secret base ~君がくれたもの~(10 years after ver.)』
(歌:本間芽衣子(茅野愛衣)・安城鳴子(戸松遥)・鶴見知利子(早見沙織))
わたしだってたまに・・・よくあるしさ、

不良仲間とダベってる、単なる不良になっちゃったのあなる!?
っていう感じに見えて、仁太への悪口に対して弱気とはいえ
反論するあなる、そこには優しい女の子が見えまくっています。
口では強く言ってても、心のなかでは仁太のことを心配してる、
それは仲間としてであり、何より幼い頃からの恋心によるもの。
高校デビューよろしくはじけちゃった感じをしてはいても、実
の所は全然と言っていい程かつてのあなるのままなんでしょうね・・・、
救えないわねホントに、

じぶんにはあなるの性格、優しさや几帳面なところを知っていて
わざとノートを置いて行ったとしか見えない・・・そんなことを態々
しておそらくあなるを誘いだしたであろう彼女は鶴見知利子、つるこ。
優しくて本当に真っ直ぐなあなるがあんな不良たちとツルんでいる
からわざとこうして誘い出し、注意したのか。それともめんまに
今でも囚われてしまっているあなるへの、ゆきあつへの、当てつけ?
最後の呟き表情から考えれば、ゆきあつ関連での当てつけな気が・・・
まぁでも、"変わってない"ことへの当てつけなのかも知れません。
そうすると、"変わる"事に対するめんまや仁太、ぽっぽの考えとは
隔絶してしまっていますね。
テーマがもし、"たとえ変わっても、(大切なモノは)変わらないで"
だとすれば、やはりつるこ、そして逆に前半の変化を受け止めて
いないであろうゆきあつが、ちょっと大変なことになりそうですね?
やっぱ、あなる変わってないよ、


見た目こそ派手な不良を装っていても、実際は思いやりを忘れない
優しい性格、そして、何より"シールを大切にしてくれていた"こと。
大好きだけど、大嫌い。大好きなめんまからもらったシールは嬉しい、
けれど大嫌いだから外してしまおう・・・やっぱり、最後は外せなかった・・・。
一度は剥がしちゃったのかもしれないし、だからテープを張っていた
のかも。そうじゃなくて、剥がれてきたから後から補強で張った?
いずれにしたってそれは、あなるがめんまを大好きで、優しいいい子
だったことの証明に他なりませんよね。
"のけモン、ゲットだぜ!"

仁太が始めたゲームで、ゆうしゃめんまはついに目標のモンスタを
ゲット!!・・・でも、本当にゲットしたのは、あの時から失われていた
超平和バスターズの時間の欠片、じゃないでしょうかね?
ゆうしゃめんまは、無くしてしまっていた大切な時間をちょっとだけ
取り戻させたんですよ。そして、ゆうしゃめんまにその時間と取り戻
させたプレイヤーは仁太。
小さいころに一杯、めんまに楽しい大切な時間をくれていた仁太に、
今度はめんまがその時間を取り戻させてくれたと同時に、なんだか
んだで、やっぱり仁太がみんなに笑顔をあげているわけで・・・
その二人の関係というか、まさに変わらない感じがよかったですね。
"明日があるなら、"

全然変わらないぽっぽ、ちょっとだけ見た目は変わっていたけれど
中身までは変わっていなかったあなる。その二人を仁太と結びつけ、
仁太に一歩踏み出させた、なんにも変わっていない、めんま。
"変わっても、変わらないで欲しい大切なモノ"、それを今集っている
4人は、ちゃんと持ち続けていたし、それが実はめんまの願いなの
だとすれば・・・
仁太が変われば・・・いや、元に戻れば、また、あの時を取り戻せる。
それがもたらす結果が、めんまの願い事なんじゃないかな、そう
じぶんは今回見て思ってしまいましたね。
だからこそ、引き篭もりだった仁太が、めんまに引っ張られて一歩、
光が差した場所へと踏み出し、歩み始める。最後の描写も、そうやって
見られるのではないでしょうか?
この話、見れば見るほど惹きこまれ、思わされるいい意味で恐ろしい
作品と確実になっているでしょうね。次回に期待せざるを得ませんね。
すぅ~・・・・めんま・・・

そんな、4人が再び、あの時間を歩み始めている頃、かつてその仲間
であったゆきあつは・・・
変態行為をしていた・・・?においフェチ?
さすがに見て引きたのですが、これは見方を変えれば、さっき言った
ように、"見た目や中身がまるで変わった"ように見えているけれど、
実は"変わっていって当然の過去に囚われて抜け出せていない"状態と
見ることが出来るわけで・・・。
雰囲気や見た目では、大きくあの頃から変化し、前へ出ているよう
に見えて、本当は一歩も出ていない、引きこもった状態なのだろう
とじぶんは思うわけです。
今後、ゆきあつに焦点が当てられると思います、今のは全部じぶん
の勝手な無根拠の推測なので、実際のところが後々わかるはず・・・
どう、"変わっていく"のか、そして"変わらないでいてくれるのか"
その2点、じっくり見ていきたいと思います。
ただの変態オチだけは、ないと信じてますよw
<過去記事>
・第01話 「超平和バスターズ」
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でわまた。。。
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