(感想)お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第12話「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
ぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!
第12話(最終回) 「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
一番最初の話を彷彿とさせる、修輔と奈緒の、お互いを兄妹として
思いやる温かいお話が見られて、もう大満足な最終回でしたッ!!

・高梨修輔 豊永利行 ・山代拓実 松本健太
・高梨奈緒 喜多村英梨 ・黒崎大吾 市来光弘
・土浦彩華 井上麻里奈 ・岸川啓一郎 立花慎之介
・近藤繭佳 荒浪和沙 ・谷田貝蘭 茅原実里
・高梨菜々香 大原さやか
【スタッフ】
・脚本 大場小ゆり
・絵コンテ 岩畑剛一
・演出 則座 誠
・作画監督 五反孝幸・山本篤史
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP :『Taste of Paradise』(歌:高梨奈緒 Cv.喜多村英梨)
・ED :『アリアリ未来☆』 (歌:高梨奈緒&土浦彩葉&近藤繭佳)
【あらすじ】
両親が出かけてしまい。明日の朝まで兄妹2人っきりで過ごすことに
なった修輔と奈緒。千載一遇のチャンスに胸を躍らせる奈緒は、夕飯
の支度を始めた修輔に対し、メイド姿でアピールを開始する。
そんな折、修輔の不注意でボウルをひっくり返してしまい、2人は
マヨネーズまみれになってしまう。ひとまずシャワーで洗い流すこと
にしたのだが、背中のファスナーを下ろしてと奈緒にお願いされた修輔
は、緊張のあまり手の震えを抑えることが出来ず・・・。
お兄ちゃんのことなんか、
ぜんぜん好きじゃないんだからねッ!!

二人っきりのお留守番回、待ってました!変態プレイをではなく、
二人が見せる変態っぽさが織り交ぜられつつも、温もりを感じる
雰囲気を、です☆個人的に、本作の隠れた見所はここだと思います!!
全体を見渡しての変態たちが織り成すエピソードを楽しむという
のが正しい楽しみ方だとは思います、テーマ的に。でも、奈緒と
修輔二人に焦点を当てて、時折挿まれるエピを注目するとこれは
これで、すっごく考えちゃうし、暖かくなっちゃう雰囲気ですよ。
だから"奈緒=変態な妹" で括ってしまうのはすごく勿体無いし、
つまらなくなっちゃうし、魅力も半減しちゃうなと思いますね。
たしかに変態かもしれませんが、その裏にはどこまでも純粋な
女の子を持っているわけで・・・だからこのラストはすごくよかった!
"お兄ちゃん"である修輔の素直なお礼にドキリとしつつ照れて、
その効果で本当の奈緒が出てくるなと。スカートが捲れて赤く
なる、恥ずかしがる奈緒が。
お兄ちゃんに見られた、好きな人に見られた。普段の変態モード
ならわざと見せてるくせに、素に戻っているから見せる姿ですよ。
そこに注目ポイントがある、つまり、ただの変態コメディとして
見るのではなく、どこまでも暖かい兄妹のキズナを見せてくれつつ、
どこまでも純粋な恋心を見せてくれる作品でもある、と思うわけ。
コメディとしてだけ見るのは勿体無い、無垢な恋物語として、兄妹
の温もり物語としても注目してほしいなと思うお話であり、作品です!
<総括>
全体通して、じぶんは色々と笑えるという意味でも楽しめたし、
温かな気持ちになるな、という意味でも楽しめた作品でしたッ!
笑える面で言うと、まぁやはり各キャラがそれぞれにもつ変態
っぷりがカギを握っているわけですが、その変態にもたくさん
の種類がいて、なんというか、飽きさせないですよねw
キャラに焦点を当ててみると、奈緒は兄の困った顔見てるだけ
でハァハァする変態さん、彩葉は・・・ストーカー&露骨な攻め!
繭佳は・・・無意識に修輔に強烈な属性を植えつけた腐女子さん。
探検隊諸君は・・・"紳士"という言葉では足りないほどの"紳士"w
この濃いキャラたちで織りなされるド変態な行動の数々が笑い
を見ているこちらに齎してくれたわけですよ、感想としては・・・
うわぁ~・・・変態やわぁ~・・・っていうのが多かっただけですがw
主に探検隊がね・・・w
さて、ギャグコメディに関しては総括は意味が無いと思うので、
やはりここは、じぶんとしては、個人的にマニアックに注目して
いた本当素直な奈緒について、上で真剣にすでに綴らせていただき
ましたが、今一度、補足だけ綴らせていただこうと思います。

"奈緒"は、お兄ちゃん大好きの変態さん。色々と誘惑作戦実行
で兄を惑わしますが・・・彼女に関しては、上でも言ったとおり、
純粋にお兄ちゃん、修輔が心から好きなんだな、という気持ち
に注目した方がいいのかな、と個人的に思いつつ見させて頂き
ました。
もちろん、他2ヒロインが修輔を心から好きではないのか、と
聞かれればそれは好きに違いはないでしょうが、なんというか、
そういう感じじゃない、無垢なぽわぽわな温かさを感じるんだ
といいますか・・・変態っぷりを抜きにした温もりを感じます。
その気持ちの奥を突き詰めるならば、第一話に戻ってみれば
いいわけですよね。そうすれば修輔の奈緒への思いについても
改めて気付かされます。まとめてしまえば、二人の間には兄妹
というたしかな家族のキズナがありつつも、それを超えるか
超えないかで互いに男女として意識しあっている、そんな微妙
なバランスがまた、注目するポイントだったのかなと思っています。
と、まぁそんな見方をじぶんはさせて頂きました。おそらく普通
はコメディな物語をただただ気軽に楽しむ作品なのでしょうが、
如何せん、じぶんはマニアックなのでね!勝手に魅力を見出して
勝手に楽しんでしまうものですから☆笑
でも、ぜひコメディに焦点を当てていた方には、改めて、楽しみ
つつも奈緒と修輔の純粋な暖かい雰囲気や気持ちを意識して見て
みるといいんじゃないかな?なぁ~んて思っております☆!
さて、あとは作品の内容ではなく、構成やら何やらについて。
ちょっと残念と思ったのは、各話で雰囲気に波があったことです。
原作が少なくオリジナルがたくさんだったというのはあります
が、その中でも見ていて楽しい雰囲気になるものと"・・・"に
なってしまう、よくわからんな、ノリきらないなという風な話
があるなど、バランスが悪くなってしまっていたことですね。
まぁ、全体見通せば"概ねよかった☆"という結論になるので細
かいことかもしれませんが、一応書き留めておこうかと思います。
そして・・・キャストさんについて。・・・喜多村さん、よかったわw
うん、もうこれだけ!ファンにはたまらない作品だったのでは!?
じぶんもすっごく楽しめました、ホントよかったわ~♪笑
で!その喜多村さんといえばOP曲ですね!!すっごくテンション
高くて、歌声ももちろん喜多村ボイスで、思わずCD購入の方も
多いはず!じぶんも電車の中で朝っぱらから聞いて元気出してます!
"ヨコシマ、タテシマどんなラインでもジャンプして~♪"
・・・朝から聞くにはなんちゅう歌詞だ、と今さらながらに少し
思いますねぇ~・・・汗wですが、そんな一線だって超えたいのさw
・・・もう暴走しそうだからやめとこw
奈緒と修輔のドギマギ感と、家族としてのキズナの間で揺れ動く
様がとっても見ていていいんですよーッ!!!
奈緒と修輔のドギマギ感と、家族としてのキズナの間で揺れ動く
様がとっても見ていていいんですよーッ!!!
大事なことだから2行文章の癖に2度言わせていただきました!
原作はまだまだ未完ということなので、オリジナルが増えました
が、逆に言えば原作がある程度貯まれば2期もいけるわけで・・・
ってなわけで、スタッフさん、キャストさん、笑いありのほほん
ありな作品をありがとうございます!そして、とっとと2期の
準備を原作者の方を促しつつ始めやがってください!w
期待しておりますよ?☆
<過去記事>
・第1話 「兄と妹のヨコシマな日常」
・第2話 「ツインテール、兄妹を襲撃」
・第3話 「ライバル出現!兄妹大ピンチ!」
・第4話 「妹が水着に着替えたら」
・第5話 「ミスターX 兄襲!」
・第7話 「兄(おとこ)たちのAKIBA」
・第8話 「兄のトップをねらえ!」
・第9話 「夏だ!祭りだ!兄妹のM:I:V」
・第10話未放映
・第11話 「世界の中心で兄を叫ぶ」

でわまた。。。
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