(感想)ヨスガノソラ 第1話「ハルカナキオク」
第1話 「ハルカナキオク」
原作エロゲということで軽く見てました、本当にすいません・・・
なんて美しい世界観、描写、繊細さ、そして全体を通して垣間見える妖艶感。
すべてのバランスが整ったすばらしい作品!!
※いつもと違って考察っぽいものが中心になってます!

・春日野悠 下野 紘 ・倉永 梢 峰岸由香里
・春日野穹 田口宏子 ・店員 田中涼子
・天女目瑛 阪田佳代 ・車掌 中國卓郎
・依媛奈緒 いのくちゆか ・奈緒の母 夏樹リオ
・渚 一葉 小野涼子 ・担任 松尾大亮
・乃木坂初佳 岡嶋 妙 ・悠(幼少期) 松元 恵
【スタッフ】
・脚本 荒川稔久
・絵コンテ 高橋丈夫
・演出 さんぺい聖
・作画監督 杉山了蔵・枡田邦彰
【オープニング・エンディングテーマ・挿入歌】
・OP :『比翼の羽根』 (歌:enfonius)
・ED :『ピンキージョーンズ』(歌:ももいろクローバー)
・挿入歌:『ツナグキズナ』 (歌:leam.ねこかん[猫] featuring天乙准花)
【あらすじ】
家の近くにはコンビニもなく、あるのは田畑ばかり。
そんな典型的な田舎町である奥木染に、穹はウンザリしている彼女を、
悠はなだめながら近所のスーパーに向かう。
買い物を済ませると悠はスーパーの隣の自転車屋で予め買っておいた
自転車を受け取り、後ろに穹を乗せて奥木染を巡る。
悠は「結構いい感じだろ?」と問いかけるが、穹は「別に」と素っ気なかった。
翌日、転入先の穂見学園に1人で登校した悠は、和やかなクラスの雰囲気
に早くも溶け込んでいた。
一方、体が弱く登校出来ない穹は1人で留守番をしながら悠の帰りを待ち
詫びる日々を送っていた。ある日、奈緒を自転車の後ろに乗せている悠の姿を
目撃した穹は、その夜、悠に下着姿で迫る……。
じぶんの"エロゲ"に対する考え方の変化
以前に告知した通り、この作品を見る直前まで、それこそ始まる
0.01秒前まで、どうせエロゲ原作だし感想なんか書けないだろ、
書いたとしても"エロい"だけになっちゃうしね、なんて考えて
ました、完全に舐めきってました、あの瞬間のじぶんを殴りたい!
エロゲをやったことがないじぶんは、やはりエロゲというもの
に対して偏見を持っていたのでしょう、エロだけ追求してる物
だと決め付けていたのでしょう。でも!!
エロだけではない、素晴らしいストーリーだって持っている、
何か、心に訴えかけてくるようなメッセージ性だって持っている、
そして何より、存外にしてとても澄んだ、美しい世界観、風景
の中に展開していくものだってある。そう、見た瞬間に感じて
しまいました。
ここまで書いてあれですが、じぶんはもちろんこの『ヨスガノソラ』
原作は未プレイなので展開がわかりません、もしかしたらエロ
追求作品なのかもしれません。それでも、長閑な田舎、澄んだ
空気と共に存在する優しい雰囲気、何か人に強く訴えかけてくる
世界、その中で展開されていく物語、それだけはこの作品においても、
描写されていることだと思っております!!
"エロ"と繊細さに漂う"妖艶さ"の違いとは?
たとえばここのカット。春日野穹の表情に注目。

これ、単なる"エロ"を目的とした特に中身のないストーリーで、
場面や描写が、"ただ学校の教室で~"とかのものだった場合、
ここで考えることなんて"この表情エロッ!!これは抜〇る"なんて
ことだと思うんです。
ですが、この表情も、彼女の想い、過去、思い出の家、現在の状況、
清らかで澄んだ空間の中での出来事、など色々なパーツを組み合わ
せて見ていくと、それは単なるエロい表情ではなく、強いメッセージ
を持ってくるとは思わないでしょうか?
じぶんが言いたい繊細さ、とはまさにこのパーツの純度であり、
その中に漂う妖艶さとは、さまざまな要因の中で紡ぎだされる
様々な感情の中で生まれてくる抑えられない気持ち、そこから
零れ、溢れ出てしまう"純粋清廉な想いの欲望"だったりします。
ちなみに単なるエロは単なるエロです。アニメでいるならエロ
アニメです、そのまんまです、ヤることが目的なあれです。
ここに関してはちょっとじぶんの気持ちが言葉にしづらいのを
無理やり言葉にした感じなので分かりにくいと思うのですが、
簡単に例えでいうなら"純愛"か"遊び恋"かの違い、でしょうかね?
ちょっと違い感が否めませんが、まぁ完全間違いとも言い難いので
これでこの場は収めておいてくださいッ汗
そろそろ本編などについて・・・
一応断っておきますが、上の感想については、まだ先を知らない
ので第1話を見ての直感の感想です。この先どう転ぶか分かりませんッ汗
なので第1話単体ではこういう見方ができるんじゃないかな?という
程度ものであって、全体を通した話じゃありません!!
逆に、ここまでじぶんに期待を抱かせる第1話だったのだから、
このまま澄んだストーリー(妖艶はアリ!)を展開してくれるのを望む
意味もあって長々と書かせていただいたというところです☆
さて、本編についてですが、まずは雰囲気!上でも書いたとおりですが、
改めて冒頭を見てみるとなんといいますか、一つの文学作品的な雰囲気
が強いと思います。もっと砕けて言うと最盛期のジブリみたいな感じで
しょうか?
次はオープニングについてなのですが・・・

なんて神曲キターッ!!なんでしょうか☆
今期のアニメの中で、まだじぶん的に強く心に残るOPがなかった中、
(智樹の全裸は強烈だったけど別問題!)これは聞いた途端にぐっと
捉まれてしまいました!!こんなところまでその旋律の動きが繊細すぎ
てもう感動モノでした♪
ときに、このOP映像は本編と何かしら関係があったりするのでしょう
か?そうだとすると、ふとじぶんが気になった箇所、ちょっと今後の
展開の予兆のような気がするのですが・・・考えすぎですよねっ汗w

で、ストーリーはひとまず第1話ではこの二人から展開を見せ始める
予感をかもし出しておりますね♪
双子の兄妹、そして悲しく辛い事情を抱えているというのが大雑把な
心情的設定、この二人の関係性については、幼い頃の描写などもあって
気になるところですね!!
それにしても・・・

これ可愛すぎませんかね!?♪
このキャラデザはじぶんの好みストレート直撃だったりしちゃってまして、
その面に関してもかな~り満足げな管理人だったりするわけです☆
か弱いイメージがありますが、実はわがままな妹。でもこのわがまま、
裏を返せば信頼と甘えですからね、むしろ可愛さのプラスポイントですなw
ちなみに、矢部っち(中の人的にw)に関しては、全方位美少女フラグ乱立
しまくりでもはやツッコむ気にもなりません笑なんだこいつ・・・汗
実は挿入歌だったという罠!

素敵なOPに加えて、なんて素敵なEDなんだろうと思っていたら、
これ、ED曲じゃなくて挿入歌だったんですねっ汗
と、いうことで・・・

こっちがEDなわけなんですが、故に今後が心配だったりします!!!
第1話本編を通して見ているだけならば、未来の予測についても
もう少し踏み込めたのですが、なにしろこのED、そしてCパート
が足を引っ張った!!汗
これ・・・本当に期待して大丈夫ですよね・・・?
第1話的雰囲気が継続するならば、BD購入は確定も同然なのですが、
誰か展開を知っている方、ネタバレしてほしいですね・・・汗
ということで、次回に不安を残しつつ、期待させていただきます☆
期待通りだったら感想は継続しちゃったりしなかったり・・・!?笑
次回は、

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・該当なし

でわまた。。。
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