(感想)戦国BASARA弐 第3話「慶次対利家!手取川に咽ぶゆずれぬ想い!」
第3話 「慶次対利家!手取川に咽ぶゆずれぬ想い!」
戦いは悲劇しか生み出しはしない。なぜ、戦いを望まぬ者が戦わなければならないのか・・・
そして、豊臣秀吉(↓)は実はエヴァだった・・・笑

・伊達政宗 中井和哉 ・お市 能登麻美子
・真田幸村 保志総一郎 ・豊臣秀吉 置鮎龍太郎
・前田慶次 森田成一 ・小山田信繁 古谷 徹
・上杉謙信 朴 璐美 ・孫兵衛 酒巻光宏
・かすが 桑谷夏子 ・良直 遠藤大輔
・前田利家 坪井智浩 ・左馬助 徳本恭敏
・まつ 甲斐田裕子 ・文七郎 金野 潤
・お市 能登麻美子 ・直江兼続 伊丸岡篤
・豊臣秀吉 置鮎龍太郎
【スタッフ】
・脚本 むとうやすゆき
・絵コンテ 萩原弘光
・演出 浅野恭司
・作画監督 萩野宏之
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『SWORD SUMMIT』(歌:T.M.Revolution)
・ED:『El Dorado』 (歌:)
【あらすじ】
秀吉の所業は前田慶次にとって魔王・織田信長と変わらぬもの。
そんな秀吉の掲げる覇道と、時代の趨勢に慶次は心を曇らせていた。
「戦のない、和やかな生活を皆が送ることができないのは何故か?人が幸せになってこその天下ではないのか。」
そう、晴れぬ胸の内を謙信に吐露する慶次であったが、そんな慶次の思いを踏みにじるかの如く告げられる衝撃の事実。
悲痛な思いを抱え、慶次の向かう先とは・・・。
上杉の全軍を加賀へと差し向けました


越後へと向かってくる前田全軍、対するは出来ることならば
戦いを避けたいと思っている越後の軍神・上杉謙信。
謙信の策略はなかなか名案であり、かつ賭けでもあります
よね。もし相手が織田信長だったならば、余裕で謙信たち
に攻撃をかけ、皆殺しにした後、占領されてしまった加賀
をまたも皆殺しにして取り戻す、とかされてたに決まって
ます。それに全軍を差し向けたということは、伊達が敗れ
ていた場合に、蘆名や南部、最上なんかも攻め込んでくる
可能性がありますから、リスクが高いはずです。
でも謙信は、前田利家の人柄を見切った上で、民を人質に
撤退を促す作戦を決行した、ということですね!義の武将、
前田利家、その設定はどうやら本作品でもちゃんと適用さ
れていたようで一安心ですw
ちなみに、この頃の前田家はおよそ85万石なので全兵力は
だいたい17000名程度、上杉家は色々と実は領土の定義が難
しいので正確ではありませんが、実高100万石前後の20000名
が動員可能兵力だったりしますねw
上杉一番隊、直江兼続ぅっ!!

この作品の直江兼続はどうしてこうもおバカキャラなので
しょうか・・・汗
いっつも叫びながら出てきて、そしてぶっ飛ばされる、という
のがもはや通例となっております・・・果たして、彼が主要キャラ
としてゲームでの操作可能キャラに昇格するのでしょうか???笑
前田と前田、思いをかけた戦い


なぜ、争いを嫌い、世の中から失くそうと考えている
ふたりが・・・同じ思いを抱くふたりが戦わなければならないのか・・・?
お互いにみなが笑って、なんの心配もない生活を送れる
ようにしたいだけなのに、どうして血を流し合わなければ
ならないのか・・・?
それは、謙信もいっていたとおり、守るために剣を取るのか、
守るために剣を取らないのか、同じ"守るため"であっても
手段は2つある、二つの事象があるとき、必ず対立は起こる
もの。これもまた、平和を掲げた"争い"に過ぎない、悲しみ
をもたらすしかないもの・・・。
小山田殿、すぐに戻りまする!

ひとりひとりの民に気を配れる幸村は、まさにこの時代での
真の将(人の上に立つに値する)といえるでしょう!!
ちなみにこの隣の小山田信茂、史実では真田幸村とはまったく
の正反対な人物だったりします。ほとんどこいつのせいで武田
勝頼が自害することになったとも言われる人物です。昔は山県
昌景からも一目置かれる人物だったのに・・・
気になる方はぜひ調べてみてくださいなw
最後に聞こえたあの声は、たしかにお市の声・・・
一体これから誰がどのように絡んでくるのか、期待が募ります!
<過去記事>
・第01話 乱世再び!裂界武帝・豊臣秀吉降臨!
・第02話 「失われた右目 斬り裂かれた竜の背中!」

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でわまた。。。
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