(感想)ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第6話「彼方ノ休日・髪結イ」
・カナタ 金元寿子 ・セイヤ 平田真菜
・リオ 小林ゆう ・ユミナ 福圓美里
・クレハ 喜多村英梨 ・司祭 石森達幸
・ノエル 悠木 碧 ・ミケーレ 松本 大
・フィリシア 遠藤 綾 ・若頭 高橋研二
・ナオミ 八十川真由野 ・手下 松尾大亮
・ミシオ 高橋まゆこ
【スタッフ】
・脚本 吉野弘幸
・絵コンテ 池添隆博
・演出 三浦 陽
・作画監督 中路景子
【あらすじ】
セーズにやってきてから初めての休暇に、カナタは張り切って街に出ました。
偶然にもその日は、街の中央広場で市が開かれる日。
初任給を手にあちこち見て回っていたカナタは、教会の修道女・ユミナと出会い、
孤児院から抜け出した女の子・ミシオの捜索に巻き込まれていきます。
しかしそんなカナタとは別に、時告げ砦では別の事態が進行していて――。
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(真面目な感想)
今回はカナタの休日と、時告げ砦の意外な秘密が明らかになるお話でした。先週の
ノーマンズランドの光景や"歴史"についてのように考えさせられるような内容では
なく、見る人によっては力を抜いて見ることができたものとなっていたのではない
でしょうか?
しかし、また見る人によってはとても考えさせられるものでもあったと思います。
つまり考えるならばとことん考えられる話であり、単純に楽しみたい人には楽しめ
る話になっているということです!
では第6話の構成についていろいろと汗
今回の構成は同じ一日を、休日で街に一人街に繰り出したカナタの方での
エピソードと、砦に残っている4人の方でのエピソードをAパートとBパートに分けて放送するというものでした。
このAパートとBパートはまったく同じ時系列であり、一見すると別々な行動をして
いるのにどこかでつながりがあるという面白いものとなっておりました。この手の
演出は、「あっ、こっちでこんなことをしているとき、こっちではこんなことが
あったんだ」などと見ている側に考えさせることによって興味を引き続け飽きさせる
ことがないものとなるのでその点とても優れた演出であったと思います。
この演出は、つねに同じ時系列では片側一場面しか見せることができないアニメと
いうものが同じ時系列を二つの視点で別のものを見せることができるからこそ興味
をそそられるというわけですね。
次に本物語のテーマについて。これは当然のごとく人と人とのつながりでしょう。
Bパートでのミシオの髪結いの話、最後はユミナに髪を結ってもらうことでその話を
締めくくるわけだが、ここでの髪結いは、"人と人とを結いあわせる"という意味とかけら
れていると見ることができます。
ミシオがユミナに大切な人であり、自身とつながっていてほしいという意思表示の
形で髪結いを渡して結ってもらう、この描写はもちろんそういった女の子の心を写した
行動でもありますが結果的には上のような考え方ができますよね。
最後に総括的に見ての良い点・悪い点などを少々汗
まずは良い点!この作品はやはりご祝儀作画ではなかったということ!どの話を見ても
決して絵に妥協している点が見られない。今回も街はとても美しく隅々はで描かれいた
し、人の動きにも細かな配慮が感じられました!ジブリだなんだといわれてましたが、
じぶんとしてはジブリ以上に街の描写はきれいなのでは?なんて思ったりしてしまい
ました!!
さて、次にちょっとどうかと思う点ですが、今回の主軸はBパートの「ミシオと髪結い」の
方に置かれているのはわかりますが、それにしてももう少しAパートの内容の密度を
濃くした方がよかったのではないかという点ですね。扱っている内容が密造なんていう
犯罪行為だったりするにも関わらずかなりあっさりした感じで完結してしまった感が
多少ありました。Bパートの内容が結構濃かったというのもありますがもう少しバランス
がとれていればなぁという感じです。
肯定的にアニメを見たいと思っているので一応じぶんの意見に反論をしてみます。
これはバランスが悪いのではなく、あえてそうしているのだという可能性。
あくまでBパートを効果的に強調したいため、Aパートでは徹底して茶番劇を演じて
みせて、Bパートの内容を視聴者に深みを持ってみてもらいたかったのだろう!
こんなところでしょうか?苦笑一応な反論をしてみましたがじぶんはあくまで悪い点
かなと思ったりしています汗
それでもやはりとても興味がそそられるこの作品!
ついに第6話ということで折り返し地点です。残りの話の展開を想像しつつ、そして
見てまた驚かされつつ楽しんでい期待と思います!!
(感想) ※今回こちらでは内容に関する考察的な話は一切しないで単純にツッコミ
だけを敢行してみました笑
ただし最後の3枚はただいま考え中です汗
<Aパート>

今日は初の休暇&初任給でちょっとわくわくしちゃってますなカナタさん☆
かわいらしい服装で街の市にお出かけ&お買い物に行ってきます♪
やっぱり軍服よりもじぶんはこういう女の子らしい格好の方が好きですっ!!笑
そんなカナタを送り出したリオ・クレハ・ノエル・フィリシアの4人。
彼女たちはなにやらカナタに秘密にしていることがあるよう・・・
クレハの言う通りだったフィリシアさん

黒いっ!!笑
といかなんか怖いっ!
秘密にしていたこと、それは酒の密造・密売だったのでした!
これはどうやら先輩たちから引き継いだ副業らしいのですが、
時告げ砦が辺境であることをいいことになんということをしているのでしょうか!?
しかもどうやら引き継いでいるということなのでどうやら伝統らしい!
・・・ちょっと待ってください。思い出してみましょう。先週たしかクラウス少佐が
きたときにリオから頼まれて、クレハが胸をときめかせて蔵から"酒"を取り出して渡しに
行きましたよねぇ・・・
・・・・・。
クラウス少佐、密造&密売知ってやがったっ!!
衝撃的事実です、これはもはや第1121小隊だけの問題ではなさそうです汗

ノエルかっこいいっ☆
重機関銃なんてぶちかましちゃって最高です~っ!
って、砦に一丁しかない重機関銃をこんなところで使うんかいっ!!苦笑

すべては中央からやってきたマフィアを追い返すために演技だったというわけですっ♪
それにしてもやりすぎじゃないだろうかと思わせるものでした。発砲しまくってるし汗
たとえ重機関銃や小機関銃が空砲でも、リオ先輩のだけは実弾でしたからねっ汗
よほど銃の腕に自信がなければ出来ないですよね汗
なら本来は砲手であるクレハがやるべきでは・・・
・・・。
そしたら帽子より先に帽子の台に穴が開いちゃっていたでしょうね苦笑

専売法違反・税法違反・最高で国家反逆罪
危ない橋渡りすぎじゃないでしょうか・・・?
そこらの悪の組織とやっていることが同じような気がするのはじぶんだけなんでしょうか?
でもまぁ、このおかげで街は中央のマフィアの脅威から開放されたのでしたっ!!
<Bパート>

実はあの過激な作戦が遂行されるに至ったヒントはカナタのセリフにあったのでした笑
カナタのたとえ話からあの作戦を思いついたナオミさんもかなり怖いですね汗

ユミナさんかわいいのに・・・泣
服のセンスがちょっとだけおかしいユミナさん笑
でもそこもいわゆるひとつの萌え要素なのかもしれませんねっ☆
ユミナさんはいいとして、
この服作ったやつツラ貸せやっ!
そもそも漢字はイデア文字と呼ばれていて、この世界では過去の文字でさらには普通は
読めないものなんじゃないんですかっ!?
なのにどうしてこんな服作っちゃったのっ!?
これはあれですかっ?英語の意味は知らないけどなんかカッコいいから買っちゃったよ
的なあれですかっ!?
ユミナさん、そんなの買っちゃダメですからね泣



<+α>

司祭から赤ちゃんに名前をつけてもらっているのですが、どうやらこの作品の世界では
名前というのではなく顔というらしいですねっ!
名前はその人を識別するための顔と同義だということなんでしょうが、哲学的には
批判されてしまいそうな感じですね苦笑
じぶんとしてはきれいな表現であると思いますがね笑
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次回は、

第7話「蝉時雨・精霊流シ」
【あらすじ】
蝉の声が響く夏のある日。
どこか元気のないフィリシアを、カナタたちは心配そうに見ていました。
フィリシアの脳裏に浮かぶのは、かつての戦場での光景。
戦火のなか生き残り、瓦礫の山と化した街をさまようフィリシアに、
兵士の亡霊は問いかけます。
「こんな世界で生き延びることに、意味はあるのかい…?」
一方、セーズでは灯籠を流し死者の魂を慰める“フィーエスタ・デュ・ルミエール”の
日が近づいていました。
です!
以下は公式サイトにある第7話WEB予告動画へのリンクとなっております!
・公式サイト内 第7話WEB予告動画
※ネット上では悪質なリンクなども時たま確認されているし、本当にお前がタイトル通り
のところにリンクしてるかどうか不安だ、という安全主義な方は自身で公式サイトを
開いていただいて『各話あらすじ』のところを参照してください!
ちなみにこんなシーンがあったりします笑
↓

来週もほのぼの日常的エピソードが展開されますが、どうやら少し暗いネタも含まれ
始めるような気配があらすじからいたしますね。どうなるのか期待されます。

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でわまた。。。
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