(感想)ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第2話「初陣・椅子ノ話」
・カナタ 金本寿子
・リオ 小林ゆう
・クレハ 喜多村英梨
・ノエル 悠木 碧
・フィリシア 遠藤 綾
【スタッフ】
・脚本 吉野弘幸
・絵コンテ 神戸守
・演出 田中孝行
・作画監督 中野良一・長谷川友香
【あらすじ】
第1121小隊駐屯地・通称「時告げ砦」で始まった
カナタの新しい生活。
時告げ砦でカナタを迎えてくれたのは、優しい隊長フィリシア、先輩喇叭手リオ、
無口なノエル、最年少隊員のクレハ。どこかのんびりとした雰囲気の隊生活に、
カナタもさっそく馴染んでいきます。そんなカナタにさっそく与えられた任務。
それはなんと――!

まずは気になっておりましたオープニングムービーですが、ずるいですね。すごくいい
出来だと思います。伝承の街セーズの世界観を見事に体現しております。それでいて
登場する娘5人は1121小隊の5人があてられております。つまりただの壁画、という
わけでもないわけですね、これが本編の伏線かどうなのか、どうつながっていくのかも
期待されます。それから、こちらは聞いた話なのですが、この「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の
OPムービーはどうやら神戸さんが手がけられました作品、「エルフェンリート」というも
ののOPムービー構成の手法と似通っているそうですね。こんど確かめてみようかと思い
ます。しかし本当に"純粋潔癖"な、つまりきれいな作品だと思いますね。
それからその世界観、というか世界観設定について。これはどういう舞台設定なのかと
考えたときにじぶんの予測としてこのように考えました。
大昔、世界の多くは日本という帝国によって全面的な支配を受けておりました。それ故
に、カナタの故郷でも日本的ではない伝統行事が行われているものの、言語は日本語の
それに酷似しておりました(第1話でのハンコ)しかしその後、日本の帝国支配にゆがみ
が生じ、それは世界中へと飛び火、各地域で日本に対する独立戦争が開始されます。
そしてその世界規模の独立戦争によって日本帝国は崩壊、各地域での分割独立が行われ
たのでした。しかし帝国支配が終わり平和になるかと思っておりましたら今度は独立し
た諸国同士の戦争がはじまるわけです。で、その戦争での停戦協定が結ばれて現在に
いたる、こんな感じではないでしょうか?
そうすれば舞台が西洋風ではあるのに日本的な要素(カナタのハンコや名前)の説明もつ
きますし、時告げ砦に残っていた現代文といった日本語教科書の存在の説明も一応つき
ます。実際は公表もされてないのでわかりませんが、舞台設定を自分で予測してみるの
も、想像が広がって面白いかもしれませんよ!笑
さて、じぶんの妄想話もこれまでにしまして、本編の感想を書かせていただきます。
時告げの砦で始まる、新たな生活

昨日できなかった歓迎会もこめての朝食、改めて1121小隊の人たちと顔合わせになった
カナタ。小隊は隊長で少尉のフィリシア、伍長のノエル、曹長のリオ、2等兵のクレハ
の4人とカナタを入れた5人の編成。
たった5人ですがそれぞれがしっかりと個性を持っている人たちなので楽しそうですね!
今日の話はこの小隊最年少、クレハとカナタの物語です!
クレハがカナタを案内することに

配備武装やらお風呂やらの説明をするクレハ、最年少ではあるが先任としてカナタに
上官ぶる姿がなんか初めて後輩が出来た中学2年生みたいですね笑
この砦に配備されている装備は戦車が一台(故障中)、重機関銃が1丁、軽機関銃が2丁、
小銃4丁、拳銃が5丁。これで国境付近を防衛するのはふつう無理だと考えられますが
国境といってもそこから先に国がないだけの話ですから別に守るもなにもないんでしょ
うね。首都と繋がる唯一のホットラインはまさかの黒電話!もうこの砦用済みですよね汗

お風呂は隊長さんが掃除してるし笑
ちなみにお風呂はみんなで入るんですね、仲がとてもいい小隊の人たち、しかしそれを
クレハはちょっとゆるゆるだと思っていたりいなかったり苦笑
たしかに、隊長が風呂掃除していたりするのはちょっとあれですが、ほのぼのとした
雰囲気が伝わってきますよね笑
軍隊としてはどうかと思いますが、どこかの某ギュンター少尉もこんな感じでしたから
まぁいいのではないでしょうかっ?笑
初任務は「幽霊探索」!?

寝不足ノエルが幽霊をみたという話をしたことが話の発端。その話をリオとクレハは
幽霊なんかは断じていないと否定するも、そこにカナタが自分も宿舎の方で見たと
発言する。結論が出ないということで結局カナタとクレハが完全武装で宿舎に調査を
しに行くことに。
リオさんは厳しい上官であって、幽霊だのなんだのとはへっちゃらな雰囲気なのに怖い
んですね笑そんな一面がやはり女の人なわけです。
そしてカナタが、最初に塔の上から幽霊見たとき騒ぎもしなかったのは故郷で幽霊は
神聖なものだったからなんですね笑完全に幽霊はいいものと言い切っているあたり、
伝統文化の違いなんでしょうか苦笑
一番かわいそうなのはクレハなんではないですか?怖がってもいたのに結局調査に
行かなければならなくなってしまって・・・強がりの損するところということで
しょうか?
でも幽霊調査にわざわざ小銃を持ち出して完全武装って、索敵と同義なんでしょうね汗
リオさんも「会敵したら援軍を送る」とか行ってますし笑
音は、変わらない

言葉は違っても、音は変わらない。
それはいつの時代のも共通する、とても素敵で、神秘的とも言える事実。
・・・あれ?何か見えませんか・・・?


・・・・・ぎゃーっ(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」
幽霊の正体は…ふくろう!?

ちょっと納得できないかんじがありますが、一応幽霊の正体はカナタたちを襲撃したふくろう
ということで決着しました!
しかし今回は、幽霊騒動が解決したことよりもカナタとクレハの心が通じ合えたというのが
大事だと思います!
!「別にアンタのためじゃぁ…」

そしてクレハちゃん、ツンデレでしたっ!
かなり定番なセリフをいただきました!笑ごちそうさまですっ!
でもこれは、二人の心の距離が縮まったというとても素敵な進歩の証でもあります!
すばらしい第1121小隊での生活の幕開けを飾ったエピソードでしたっ!
とまぁここまでで感想はおしまいですっ!
本当に、何度も言いますがきれいなストーリーです!早く第3話が見たいです笑
そんな待ち遠しい次回、第3話は「隊ノ一日、梨旺走ル」

【あらすじ】
雲一つない払暁の空に鳴り響く、下手くそな起床ラッパ――。
喇叭手としてはまだまだだけれど、
隊での生活にもすっかり慣れたカナタは毎日元気いっぱいに、楽しそうに過ごして
いました。
けれどある日のこと、カナタは熱を出して倒れてしまい……。
です!

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でわまた。。。
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