(感想)ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第1話「響ク音、払暁ノ街」
・カナタ 金元寿子
・リオ 小林ゆう
・クレハ 喜多村英梨
・ノエル 悠木碧
・フィリシア 遠藤綾
・イリア 小野涼子
・クラウス 石塚運昇
・ナオミ 八十川真由野
・ミシオ 高橋まゆこ
・ジャコット 京田尚子
・兵士A 利根健太朗
・兵士B 岩崎正寛
・兵士C 松尾大亮
【スタッフ】
・脚本 吉野弘幸
・絵コンテ 神戸守
・演出 神戸守
・作画監督 赤井俊文
【オープニング・エンディング】
・OP:『光の旋律』 (歌:Kalafina)
・ED:『Girls, Be Ambitious.』(歌:戸松遥)
【あらすじ】
幼い頃、打ち捨てられた廃墟で迷子になったカナタは、ひとりの女性兵士に
助けられました。その女性兵士の手には、金色に輝くトランペットが。
「軍人さんになれば、トランペットが吹けるんだ!」
ちょっとした勘違いをしたまま、カナタは喇叭手に憧れ、軍への入隊を決意します。
新米兵士カナタが配属されたのは、セーズという街にある小さな駐留部隊・第1121小隊。
着任当日、セーズは「水かけ祭り」の真っ最中で――。
("あらすじ"は公式サイトより引用しております。また、以下に掲載される画像の著作権は
制作者さま側へと帰属しております。よって転載は固く禁じております。)
音がテーマのきれいな作品
原作なしのオリジナルでもある冬の期待の一作、「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」がついに放送を
開始いたしました。本作品は"音"をテーマに、とてもきれいに描かれております。
この作品にジブリの雰囲気を感じる方は多いのではないかと思います。かく言うじぶん
も見させていただいた第一印象としてその雰囲気を感じております。
さて、第1話ということで作画などにも触れたことを少しだけ書かせていただこうかと
思います。
まずはテーマともなっている音楽。オープニングは、一見静かなようで、それでいて
たしかな軸と響きをしっかりと持つ伝承の街という舞台・世界観にも見事に合致した
きれいな曲となっております。
対してエンディングは、少女達の生き生きとした姿をあらわしたかのようにノリの良い
曲となっております。この最初と最後だけを見てもよく考えて作られているということ
が窺えます。
そしてジブリを彷彿とさせる背景作画、

すごくしっかりと描きこまれていて、見ているだけで感動してしまうほどでした。
文句の言いようもございません。
そしてキャラクターデザインについて。こちらは放映前より「けいおん!」のようだなどと
言われていましたが、実際見てみますとそんなことはなく、しっかりと作品の雰囲気に
もあったデザインとなっております。軍人ではあるが、実際はまだ年端もいかぬ少女で
あることに対する独特のかわいらしさなどもしっかりと表現され、描かれておりました。
この辺で作品に対する感想は終わりにしまして、第1話に対する感想を書かせて
いただこうかと思います。
新米兵士カナタ
音楽を習いたいから軍に志願するというのもおかしな話ですが、しっかりと目的を
持っている少女、カナタがセーズという小さな街に着任するところから話は始まっております。

志願兵ということですが最近では徴兵もしていないという話ですので、
「戦場のヴァルキュリア」のような戦争真っ只中という設定ではなく、停戦、もしくは
事実上の終結を迎えているのでしょうか?あと、時代がいつごろの設定なのか気になる
ところです。
伝承の街、セーズ
着任した街、セーズ。そこは小さい街ながら人の活気に満ちたすばらしい町でした。

そしてちょうど今が、伝統行事である「水かけ祭り」の真っ最中でもありました。この
祭りの由来となる伝承が物語の展開に関係あるかどうかはこの第1話ではわかりません
が、少し深い意味がありそうです。
炎の乙女
この街の谷底に羽の生えた悪魔が住み着いた。悪魔は炎を吐き、大地を揺らし、人々を
苦しめた。そしてついに、砦に住んでいた娘達をさらって迷宮に閉じ込めた。しかし
娘達は金の角笛で呼び合い、ついに迷宮を脱出、巨大な雲の力を借りて悪魔を倒し、
その首をはねた。だが首ははげしく炎を吹き上げた。娘達は吹き出る炎を抑えるために
順番に悪魔の首を抱き続け、村人達は毎日水をかけ、火は1年かけて消えた。
そして村を救った娘達の霊を慰めるため、水かけ祭りは始まった。
これがこの街に伝わる伝承なわけです。しかし、カナタが鈴を取り戻そうとして谷に
落ちた時に、水中で首の部分がない羽の生えた不気味な生物の化石のようなものを見か
けます。つまり伝承は伝説ではなく真実ということになるのでしょうか?この展開で
行くとこの作品は戦争物でも、ほのぼの系でもなくファンタジー系ということになる
のでしょうか?
オリジナルだけあって先がわからないので興味がかなりそそられます。

喇叭手を目指しているけども、現在の腕前はどうやらひどいものがあるようです。
街の人にも下手だと言われてしまってます。これから物語が進んでいく上で、徐々に
上手になっていくカナタの成長ぶりにも期待です。
これからこの物語はどういう方向に向かっていくのか、原作なしのオリジナルだから
こその先のわからなさがこの作品への興味を引き立ててくれます!
っということで今回の感想はこの辺で終わりですが、正直に言いましてかなり
感想が書きにくい作品であります。
純粋に見て、楽しんでいるだけがベストな作品ですね汗
でもせっかく絵もきれいな作品なので、関連画像を一言感想つきで書く形で
これから書いていこうかと思います!
それでは次回のあらすじを書きまして終わりとさせていただきます!
次回 第2話「初陣、椅子ノ話」

【あらすじ】
第1121小隊駐屯地・通称「時告げ砦」で始まった
カナタの新しい生活。
時告げ砦でカナタを迎えてくれたのは、優しい隊長フィリシア、先輩喇叭手リオ、無口なノエル、最年少隊員のクレハ。
どこかのんびりとした雰囲気の隊生活に、
カナタもさっそく馴染んでいきます。
そんなカナタにさっそく与えられた任務。それはなんと――!

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でわまた。。。
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