(感想)異国迷路のクロワーゼ 第9話「秘密」
異国迷路のクロワーゼ
第9話「秘密」
野良猫と一緒・・・大好きな、野良猫と一緒。それはカミーユにとっての
クロードへの最大最高の想いの告白だったんだろうなぁと素直に思います。

第9話「秘密」
野良猫と一緒・・・大好きな、野良猫と一緒。それはカミーユにとっての
クロードへの最大最高の想いの告白だったんだろうなぁと素直に思います。

【キャスト】
・湯音 東山奈央 ・侍女1 原嶋あかり
・クロード 近藤 隆 ・侍女2 山口奈々
・オスカー 田中秀幸 ・職人 高塚正也
・アリス 悠木 碧 ・興行主の男 内匠靖明
・カミーユ 矢作紗友里 ・ワイン屋店主 平井啓二
・クロード(幼少) 佐藤利奈 ・おばさん 平尾明香
・アラン(幼少) 粕谷雄太 ・ナレーション マーク・カポンティエ
・エドガール 麻生智久
【スタッフ】
・脚本 池田眞美子
・絵コンテ 佐山聖子
・演出 小高義槻
・作画監督 塩川貴史
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『世界は踊るよ、君と。』(歌:羊毛とおはな)
・ED:『Tomorrow's Smile』 (歌:A.m.u.)
【あらすじ】
ブランシュ家に招待された湯音とクロード。湯音は日本のお茶が手に入ったと
いうアリスと、屋敷の中庭で日本式の野点をすることに。一方、そんな二人を
見守るクロードが思い出していたのは、カミーユとの昔の思い出。自動車や汽
車など、数々の新製品に心ときめかせていた子供時代。幼いクロードはある日、
通りに来ていた芝居小屋をみつけ、カミーユを屋敷の外へと誘うのですが・・・・・・。
貴方と逢う自由を、奪われたくなかったのよ

カミーユとクロードの、昔々の小さい頃の物語。すれ違い、ですよね・・・。
鳥籠の中の令嬢と、自由奔放な庶民の感覚の違い。親なんてゲンコツ一発
食らうだけだから、そんくらい余裕だぜッ!的なノリであるクロードとは
カミーユはやはり状況が違いますから・・・。
それでも、そんなに明らかな差があったにも関わらず二人が逢い、仲良く
時間を過ごせていたのは偏に、カミーユの内なる制約と我慢の賜物であり、
クロードからすればそんなのは知る由もなかったこと・・・。
クロードのことを野良猫と言ったカミーユ。それは、決して庶民を見下し
ての言葉なんかではなく、自由にのびのびと生きる猫とクロードを掛けて、
そしてさらにそんな猫に羨望と希望を見てのこと。彼女の最大最高の告白。
あのすれ違いから、幾年月。今や隔絶してしまった二人の仲・・・。ですが、
カミーユはおそらく今でも、クロードのことをひとえに想っているのでは
ないでしょうか。

"コルセットを我慢するのは自分のためではなく・・・"
湯音は感じたままにクロードに告げましたが、まさにその通りなんだろうな
とじぶんは思っています。彼女がコルセットを、辛さを我慢するのは高貴な
令嬢としての務めとしては勿論ですが、やはりクロードのことを思っていて
のこと、なのではないでしょうか・・・。
"私が結婚しても"というのは、義務的な意味。逆に、"結婚すれば"クロード
と堂々と話すことも出来る。"野良猫"として―。
そして、もしかしたらあの子供の頃の責任を、今も彼女は償っているのかも
しれません。こちらは完全に妄想ですが、クロードにうつつを抜かしていた
彼女に、今後はしっかりと令嬢として弁えなければあのガキの店がどうなる
かは分からない、的な・・・さすがにないかな?でも、やはり最後はクロード
のためのはず・・・。
だって、彼女がクロードに見せていたあの笑顔は、紛れも無い一人の無垢な、
純粋に恋をする女の子の笑顔だったではないですか―。
次回は、

<過去記事>
・第01話 「入口」
・第02話 「チーズ」
・第03話 「日本迷宮」
・第04話 「水明かり」
・第05話 「迷子」
・第06話 「鳥籠(クリノリン)」
・第07話 「天窓」
・第08話 「子供部屋」
でわまた。。。
↓拍手など頂けるととっても元気が出ます!
・湯音 東山奈央 ・侍女1 原嶋あかり
・クロード 近藤 隆 ・侍女2 山口奈々
・オスカー 田中秀幸 ・職人 高塚正也
・アリス 悠木 碧 ・興行主の男 内匠靖明
・カミーユ 矢作紗友里 ・ワイン屋店主 平井啓二
・クロード(幼少) 佐藤利奈 ・おばさん 平尾明香
・アラン(幼少) 粕谷雄太 ・ナレーション マーク・カポンティエ
・エドガール 麻生智久
【スタッフ】
・脚本 池田眞美子
・絵コンテ 佐山聖子
・演出 小高義槻
・作画監督 塩川貴史
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『世界は踊るよ、君と。』(歌:羊毛とおはな)
・ED:『Tomorrow's Smile』 (歌:A.m.u.)
【あらすじ】
ブランシュ家に招待された湯音とクロード。湯音は日本のお茶が手に入ったと
いうアリスと、屋敷の中庭で日本式の野点をすることに。一方、そんな二人を
見守るクロードが思い出していたのは、カミーユとの昔の思い出。自動車や汽
車など、数々の新製品に心ときめかせていた子供時代。幼いクロードはある日、
通りに来ていた芝居小屋をみつけ、カミーユを屋敷の外へと誘うのですが・・・・・・。
貴方と逢う自由を、奪われたくなかったのよ

カミーユとクロードの、昔々の小さい頃の物語。すれ違い、ですよね・・・。
鳥籠の中の令嬢と、自由奔放な庶民の感覚の違い。親なんてゲンコツ一発
食らうだけだから、そんくらい余裕だぜッ!的なノリであるクロードとは
カミーユはやはり状況が違いますから・・・。
それでも、そんなに明らかな差があったにも関わらず二人が逢い、仲良く
時間を過ごせていたのは偏に、カミーユの内なる制約と我慢の賜物であり、
クロードからすればそんなのは知る由もなかったこと・・・。
クロードのことを野良猫と言ったカミーユ。それは、決して庶民を見下し
ての言葉なんかではなく、自由にのびのびと生きる猫とクロードを掛けて、
そしてさらにそんな猫に羨望と希望を見てのこと。彼女の最大最高の告白。
あのすれ違いから、幾年月。今や隔絶してしまった二人の仲・・・。ですが、
カミーユはおそらく今でも、クロードのことをひとえに想っているのでは
ないでしょうか。

"コルセットを我慢するのは自分のためではなく・・・"
湯音は感じたままにクロードに告げましたが、まさにその通りなんだろうな
とじぶんは思っています。彼女がコルセットを、辛さを我慢するのは高貴な
令嬢としての務めとしては勿論ですが、やはりクロードのことを思っていて
のこと、なのではないでしょうか・・・。
"私が結婚しても"というのは、義務的な意味。逆に、"結婚すれば"クロード
と堂々と話すことも出来る。"野良猫"として―。
そして、もしかしたらあの子供の頃の責任を、今も彼女は償っているのかも
しれません。こちらは完全に妄想ですが、クロードにうつつを抜かしていた
彼女に、今後はしっかりと令嬢として弁えなければあのガキの店がどうなる
かは分からない、的な・・・さすがにないかな?でも、やはり最後はクロード
のためのはず・・・。
だって、彼女がクロードに見せていたあの笑顔は、紛れも無い一人の無垢な、
純粋に恋をする女の子の笑顔だったではないですか―。
次回は、

<過去記事>
・第01話 「入口」
・第02話 「チーズ」
・第03話 「日本迷宮」
・第04話 「水明かり」
・第05話 「迷子」
・第06話 「鳥籠(クリノリン)」
・第07話 「天窓」
・第08話 「子供部屋」
でわまた。。。
↓拍手など頂けるととっても元気が出ます!
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