(感想)そらのおとしもの 第12話 「逃るること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)」
・桜井智樹 保志総一郎
・イカロス 早見沙織
・見月そはら 美 名
・守形英四郎 鈴木達央
・五月田根美香子 高垣彩陽
・ニンフ 野水伊織
・ウシ男 丸山壮史
・ウマ子 小菅真美
・お姉さん 蔵合紗恵子
・警備員 瀧澤 樹
・オペレーター 富樫美鈴
・軍人 近木裕哉
【スタッフ】
・脚本 柿原優子
・絵コンテ 柳沢テツヤ
・演出 柳沢テツヤ
・作画監督 柳沢テツヤ
【原作参考】
・第5巻 #20 逢瀬!!
【あらすじ】
笑顔を見せないイカロスを、なんとか笑わせるべく、智樹たちは様々な手段を講じる。
しかし、いっこうに笑わないイカロス。
ニンフの提案で、三人でデートに出かける事になる。
風変わりなデートを楽しむ三人だが、ニンフと智樹が手をつなぐのを見たイカロスに異変が・・・。
(”あらすじ”は、公式ページより引用しております→そらのおとしもの 公式サイト)
今回はニンフがメインの話!
首輪に拘束されているニンフ。
そして、タイムリミットは確実に近づいていた。
首輪の光が消えるとき、それはニンフが
消えるときである。
そんな運命を負ったニンフが、最後の楽しい
思い出を作るために智樹とイカロスとデートに
行く、そんな、悲しいものがたり・・・。
単にイカロスを笑わせるだなんだの話ではなく、
本当の"笑顔"の意味を考えさせられる、そんな
話が始まります。
笑いなさいっ!
感情プロテクトが解除されているのに
笑うということをしないイカロス。
そんなイカロスに智樹は、人間らしさ
として笑顔をおしえようとする。
しかしイカロスは、なかなか笑わず・・・。
「にやり・・・☆」
と口に出しているだけだったりして・・・。
そこでニンフはイカロスの顔を接着剤で
笑顔を作るという危険極まりない方法を
試してみたりします。
イカロスの「にやり・・・☆」は、なんか
よかったです笑
イカロスって人間についてよくわからない
とか以前にホント天然ですよね~笑
そこがいいんですがね!
そしてニンフの無謀な行動!
接着剤でくっつけるって顔がてかてか
になるだけでは絶対にすまないですよっ!
やばいです・・・イカロス遊ばれてるっ!?
とかいって実はニンフも本気だったりしてw
ホントっ、ニンフかわいいです笑
笑い方をいろいろな人に聞いて回るイカロスたち
困り果てた智樹はそはらに相談、
するとそはらはくすぐることを提案、
さっそく実行!
くすぐっても無反応?と思っていると突然
意味不明に暴れるイカロス。
ニンフいわく、くすぐったがっているらしい汗
そして智樹は、くすぐり方がなってないとそはらに
くすぐりを敢行!
しかしいつものごとく調子に乗りすぎて・・・智樹死亡w
続いてイカロスとニンフは守形先輩のもとへ・・・
・・・行ったが普段から笑わない先輩の下へいっても
なんの意味もなく・・・苦笑
そして続いては生徒会長、五月田根美香子の下へ・・・。
ニンフの、会長はどういうときに笑うのかという質問に対し・・・
「ハエたたきで思い切り叩き潰したときかしらぁ~・・・人間、とか♪」
と不敵な笑み混じりに答える会長。
それを信じたイカロスは・・・
・・・さらば智樹・・・泣
と、まずそはらにたずねた時、何ゆえイカロス
はスイカを持っていたんですかねぇ?
時期はもう冬のはずなんですが、どこに
売っているのでしょうか?
これがハウス栽培の実力なのでしょうか!?笑
そしてニンフの体操着、かわいいです!
(←ニンフに関してじぶんは見境なくなりますので
危険発言もスルーしてください汗)
イカロスのくすぐったいをあらわすあの反応も
なんか面白いですね。
ちょっと実際見てみたいです笑
で、会長・・・(゚ー゚;A
こいつはどこのシナプス住人なんでしょうか?
ニンフのマスターとほとんど同じ思考をもった
人物にしか思えないのはじぶんだけなんでしょうか?笑
きっと気が合うでしょうねぇ~苦笑
ニンフが笑ったとこ、見たことない・・・。
ニンフが笑うところを見たことがないという
イカロス。
それは、心から笑うところを見たことは
ないということ。
エンジェロイド。
シナプスと呼ばれる天上の地にていいように
使い捨てられる奴隷。
奴隷は、使役してもらえることに対して感謝する。
そう、笑みをみせながら
「ありがとう、ございます・・・。」
と。
しかし、そこにある笑顔はもちろん楽しい喜び
から生まれるものではない。
それは、奴隷として生かしてもらえたことに対する
感謝、笑顔である・・・。
そのニンフの"偽の笑顔"をイカロスは見抜いていたわけ
ですね。
意外にするどいイカロスです汗
いや、それは気付いていたのではなく、自身も笑うという
ことはしないが、そういう気持ちをイカロスも抱いていたと
考えるのが妥当なのかもしれません。
その気持ちのまま、心から本心で笑うことなどはできないと・・・。
3人でデートしよっ?
ニンフは最後に思い出が欲しくて智樹にお願いした
ニンフ。
そのときにはすでにニンフはすべてをあきらめていたわけで・・・。
ということでデートすることになった3人!
そのデートは、イカロスのスイカの仕入れからはじまり、
映画館、テーマパークへと進んでいきます。
ニンフはいったいどんな映画を見たいんですかっ!?
なんですか「ピンクパンツァー」って!?
ちょっと興味が偏っております汗
そしてイカロス、「こけし戦隊スイカマン」
・・・・・はぁ。
まぁわかってましたよ汗
テーマパークについて、ニンフが智樹と
手をつないだのを見て動力炉に痛みを感じる・・・。
その痛みの正体をイカロスはわからなかった、
その痛みの正体は嫉妬という。
一方ニンフは、智樹がマスターだったら良かったのに
と思いつつ、そうではない現実に悲しみを覚えます。
檻の中のどうぶつ達をみながら、
「もしかして、この檻って私達の、首輪みたいなものなのかな。もしそうなら、逃げたいよね。」
「この子達も、ここから出られて自由になれたら、きっとうれしいんだろうな」
「もし逃げることが出来たなら、智樹も喜んでくれるかなっ?」
といいます。
それは、檻の中のどうぶつと自分を重ね合わせて
言われた、ニンフの本当の気持ち。
「私を拘束する首輪から逃げたい。」
「この縛りから自由になれたら、私はうれしい。」
「もし首輪の束縛から逃れることができたなら…私が幸せになったなら、智樹は喜んでくれるかなっ?」
そういいたいわけであります。
それが、エンジェロイドとして今まで奴隷として
使われてきたニンフが、初めて持ったともいえる
自身の本心からでる意思・・・。
じぶんは正直この場面ではかわいいとかそんな無粋な
考えが浮かびません、ただただ泣けてくるだけです。
ニンフのこの気持ちにあふれたコトバ、それを
言っているときの笑顔は、悲しみもにじませては
いましたが、自分を心配してくれる人がいるかも
しれないという期待、そして確信からくる心からの
笑顔であると思います。
しかし、この言葉を聞いたイカロスは、嫉妬していたのも
加わり、
「マスターが喜ぶ」
という言葉しか聞こえていませんでした。
そしてここからが、ギャグパートの始まりであります。
マジメな話の直後に平気でギャグを持ってくるところが
この作品ですね汗
檻を破壊しまくるイカロス、全裸男、智樹の逮捕
どうぶつを逃がしまくるイカロス、そして
逃げたどうぶつに追われる智樹。
そしていつのまにやら全裸になった智樹が犯人扱いにっ!
警備員の顔がガチでヤバク、パトカーがたくさん出動、
さらには戦闘機だの戦車だの兵士だのもはや戦争状態にっ!?
今回に限って智樹は無実です!
さすがにあわれなのでじぶんが擁護しておきます。
"今回に限って"智樹は無実です笑
なんやかんやでけっきょくデートはお開きに。
しかし、ニンフは最後にやることがあるという、
それは・・・
デートの最後はキス・・・
「あたし、してみたい!いいでしょ…アルファ…?」
キスとは心に決めた一人とするものと聞いたにも
関わらずそれでもしてみたいというニンフ。
それは、ニンフの最後のわがままであったわけで・・・。
最後の思い出を作りたかった、ニンフの。
このシーンもマジメトーンで感想を書こうと
思いましたが・・・

これはかわいすぎますっ!
さすがにこれはたまりませんっ!
これでニンフかわいくないとかいったやつはじぶんが
つぶします。
はい、文字通りつぶしてやります!
そして、智樹・・・。
こいつは許せません。

たったいま心に決めた一人とだけするといっておきながら
ニンフとしようとしやがりました。
マジ節操なしなやつです。
そしてひとり去るニンフ・・・
悲しい結末は、まもなく訪れようとしていた・・・。
しかし、そんなとき空からあらたなエンジェロイドが・・・!
ガンマと呼ばれたそのエンジェロイドの正体とは???
っと、こんな感じでニンフが無事なら、そして幸せになれるならそれでいいと
思っているじぶんの感想は今回はこの辺で終わろうかと思います!
さて、ついに次回最終回を迎えます「そらのおとしもの」
しかし、今回は、最終回にはまたひと波乱起こりそうなフラグを
残してのおわりでした!
さて、最終回はどのような展開が待っているのか、
そしてニンフはどうなってしまうのか!?
ついに最終回、期待度は最高潮でございますっ!
ということで、最後に次回のあらすじを書いて終了しようかと
思います!
今回は特に長かった気がしますが、もし読んで下されました方
いらっしゃいましたら、ありがとうございました!
第13話(放送最終回)「空の女王(オトシモノ)」
【あらすじ】
エンジェロイドであるイカロスとニンフは夢を見ない。誕生日もない。笑顔を見せる事もない。二人の魂は、いまだ空の彼方にある新大陸に捕らわれている。
彼女たちと出会った事で人生が変わった智樹は、そんな二人を変えてやりたく思う。
そう、地上の空は広いのだから・・・。

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でわまた。。。
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