(感想)Steins;Gate -シュタインズ・ゲート- 第20話「怨嗟断絶のアポトーシス」
Steins;Gate -シュタインズ・ゲート-
第20話「怨嗟断絶のアポトーシス」
まゆりかクリスを岡部に選べというのか!?そんなの答えが出せるわけがない
じゃないですか･･･。誰もが死なない世界線というのは存在しないのか―。
第20話「怨嗟断絶のアポトーシス」
まゆりかクリスを岡部に選べというのか!?そんなの答えが出せるわけがない
じゃないですか･･･。誰もが死なない世界線というのは存在しないのか―。
【キャスト】
・岡部倫太郎 宮野真守 ・漆原るか 小林ゆう
・牧瀬紅莉栖 今井麻美 ・天王寺裕吾 てらそままさき
・椎名まゆり 花澤香菜 ・天王寺綯 山本彩乃
・橋田 至 関 智一 ・駅アナウンス 曽田鷹人
・桐生萌郁 後藤沙緒里 ・男 斉藤貴之
【スタッフ】
・脚本 根元歳三
・絵コンテ 須間雅人
・演出 美甘義人
・作画監督 松原一之・武本大介
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP：『Hacking to the Gate』（歌：いとうかなこ)
・ED：『刻司ル十二ノ盟約』 (歌：ファンタズム)
【あらすじ】
"Ｆerdinand Ｂraun"
ブラウン菅の生みの親の頭文字を取って、ＦＢ。なるほど、ブラウン管
が大好きなミスターブラウンからすれば当然とも言えるコードネームと
言うわけですね。誰か自体は薄々分かってましたがこれでようやく納得。
と、そんなＦＢの存在も確認し、IBN5100自体を手に入れることには成功
した岡部たちですが･･･なんとも衝撃的な事象を経なければなりませんで
したね。用済みの萌郁の射殺と、ブラウンの自殺･･･。まゆりとクリスの
二人を軸に考えていますが、他の誰もが死なない世界線は存在しないのか―。
岡部からすれば、たとえ最終的に敵であったブラウンであれ、まゆりの敵
でもあった萌郁であれ、仲良く楽しく過ごしていた時間がどこかの世界線
で存在する限り、それは"周りの人たち"であり、死んでいいわけないかと。
勿論、事象の連鎖によって、さらには世界線の収束によって１％を超えて
行かなければ結末が変わらないわけですから、頭では分かっていますが･･･
やはり悲しさというか虚しさというか、やるせなさがこみ上げてきます･･･。
萌郁は何をしたのか？ただ居場所を求めただけだし、ブラウンだって萌郁
を切り捨てたとはいえ、元々自身の居場所を探していて拾い上げられたと
いう経緯がある。岡部の周りで起こる悲しみ・虚無の連鎖は果たして当人
たちのせいで引き起こされているのか？
世界の理によって全ての事・人が翻弄されているに過ぎないのではないか･･･。
そう思うと世界線の考え方がまた少し変わってくる気がした今回でした。
"そこは、クリスが死ぬ世界線"
ついにIBN5100の入手･･･奪還に成功した岡部ですが、まゆりはこれで助かり
ます。ですが、まゆりのことばかり考えていて、とても大切な事を忘れて
しまっていましたね･･･。最初にいた世界線では、クリスが死んでいることを。
まゆりを生かせば、クリスが死ぬ。クリスが死なないようにすれば、まゆり
が命を落とす。岡部にどちらかを選べということなのか？選べるはず、ない
ですよね。もうどちらも、大切なラボメンであり"仲間"なわけですから―。
上で書いた世界線の話に少し戻りますが、やはり収束点は一緒、というわけ
なんですよね。誰かが死ぬ収束点、というよりは岡部の大切な人が死ぬ収束
を見せる世界線だと言うことが出来るのではないか。残酷すぎる、一本の紐。
果たして、今後岡部はどのように動くのか。今までは結末を知っている最後
から遡る道を辿っていったのである意味、やり方が分かっていましたが今度
のクリスが死なないような行動は、正直未知数。残り話数もあとわずかです。
一難去ってまた一難とはよく言ったもの。次回以降、最後までの展開に期待です。
＜過去記事＞
・第01話 「始まりと終わりのプロローグ」
・第02話 「時間跳躍のパラノイア」
・第03話 「並列過程のパラノイア」
・第04話 「空理彷徨のランデヴー」
・第05話 「電荷衝突のランデヴー」
・第06話 「蝶翼のダイバージェンス」
・第07話 「断層のダイバージェンス」
・第08話 「夢幻のホメオスタシス」
・第09話 「幻相のホメオスタシス」
・第10話 「相生のホメオスタシス」
・第11話 「時空境界のドグマ」
・第12話 「静止限界のドグマ」
・第13話 「形而上のネクローシス」
・第14話 「形而下のネクローシス」
・第15話 「亡環上のネクローシス」
・第16話 「不可逆のネクローシス」
・第17話 「虚像歪曲のコンプレックス」
・第18話 「自己相似のアンドロギュノス」
・第19話 「無限連鎖のアポトーシス」
でわまた。。。
↓よろしければ拍手など一押しの応援をお願い致します☆
・岡部倫太郎 宮野真守 ・漆原るか 小林ゆう
・牧瀬紅莉栖 今井麻美 ・天王寺裕吾 てらそままさき
・椎名まゆり 花澤香菜 ・天王寺綯 山本彩乃
・橋田 至 関 智一 ・駅アナウンス 曽田鷹人
・桐生萌郁 後藤沙緒里 ・男 斉藤貴之
【スタッフ】
・脚本 根元歳三
・絵コンテ 須間雅人
・演出 美甘義人
・作画監督 松原一之・武本大介
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP：『Hacking to the Gate』（歌：いとうかなこ)
・ED：『刻司ル十二ノ盟約』 (歌：ファンタズム)
【あらすじ】
"Ｆerdinand Ｂraun"
ブラウン菅の生みの親の頭文字を取って、ＦＢ。なるほど、ブラウン管
が大好きなミスターブラウンからすれば当然とも言えるコードネームと
言うわけですね。誰か自体は薄々分かってましたがこれでようやく納得。
と、そんなＦＢの存在も確認し、IBN5100自体を手に入れることには成功
した岡部たちですが･･･なんとも衝撃的な事象を経なければなりませんで
したね。用済みの萌郁の射殺と、ブラウンの自殺･･･。まゆりとクリスの
二人を軸に考えていますが、他の誰もが死なない世界線は存在しないのか―。
岡部からすれば、たとえ最終的に敵であったブラウンであれ、まゆりの敵
でもあった萌郁であれ、仲良く楽しく過ごしていた時間がどこかの世界線
で存在する限り、それは"周りの人たち"であり、死んでいいわけないかと。
勿論、事象の連鎖によって、さらには世界線の収束によって１％を超えて
行かなければ結末が変わらないわけですから、頭では分かっていますが･･･
やはり悲しさというか虚しさというか、やるせなさがこみ上げてきます･･･。
萌郁は何をしたのか？ただ居場所を求めただけだし、ブラウンだって萌郁
を切り捨てたとはいえ、元々自身の居場所を探していて拾い上げられたと
いう経緯がある。岡部の周りで起こる悲しみ・虚無の連鎖は果たして当人
たちのせいで引き起こされているのか？
世界の理によって全ての事・人が翻弄されているに過ぎないのではないか･･･。
そう思うと世界線の考え方がまた少し変わってくる気がした今回でした。
"そこは、クリスが死ぬ世界線"
ついにIBN5100の入手･･･奪還に成功した岡部ですが、まゆりはこれで助かり
ます。ですが、まゆりのことばかり考えていて、とても大切な事を忘れて
しまっていましたね･･･。最初にいた世界線では、クリスが死んでいることを。
まゆりを生かせば、クリスが死ぬ。クリスが死なないようにすれば、まゆり
が命を落とす。岡部にどちらかを選べということなのか？選べるはず、ない
ですよね。もうどちらも、大切なラボメンであり"仲間"なわけですから―。
上で書いた世界線の話に少し戻りますが、やはり収束点は一緒、というわけ
なんですよね。誰かが死ぬ収束点、というよりは岡部の大切な人が死ぬ収束
を見せる世界線だと言うことが出来るのではないか。残酷すぎる、一本の紐。
果たして、今後岡部はどのように動くのか。今までは結末を知っている最後
から遡る道を辿っていったのである意味、やり方が分かっていましたが今度
のクリスが死なないような行動は、正直未知数。残り話数もあとわずかです。
一難去ってまた一難とはよく言ったもの。次回以降、最後までの展開に期待です。
＜過去記事＞
・第01話 「始まりと終わりのプロローグ」
・第02話 「時間跳躍のパラノイア」
・第03話 「並列過程のパラノイア」
・第04話 「空理彷徨のランデヴー」
・第05話 「電荷衝突のランデヴー」
・第06話 「蝶翼のダイバージェンス」
・第07話 「断層のダイバージェンス」
・第08話 「夢幻のホメオスタシス」
・第09話 「幻相のホメオスタシス」
・第10話 「相生のホメオスタシス」
・第11話 「時空境界のドグマ」
・第12話 「静止限界のドグマ」
・第13話 「形而上のネクローシス」
・第14話 「形而下のネクローシス」
・第15話 「亡環上のネクローシス」
・第16話 「不可逆のネクローシス」
・第17話 「虚像歪曲のコンプレックス」
・第18話 「自己相似のアンドロギュノス」
・第19話 「無限連鎖のアポトーシス」
でわまた。。。
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