(感想)Steins;Gate -シュタインズ・ゲート- 第12話「静止限界のドグマ」
第12話「静止限界のドグマ」
まゆしぃが萌郁に撃ち殺された!?まさかの2ヒロインの一人退場!?
・・・は、まぁないでしょうね。ということはやはり今後の展開は・・・

・岡部倫太郎 宮野真守
・牧瀬紅莉栖 今井麻美
・椎名まゆり 花澤香菜
・橘田 至 関 智一
・阿万音鈴羽 田村ゆかり
・桐生萌郁 後藤沙緒里
・アナウンサー 小林かつのり
・ラウンダー 板取政明
【スタッフ】
・脚本 花田十輝
・絵コンテ 佐藤卓哉
・演出 立川 譲
・作画監督 坂井久太
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『Hacking to the Gate』(歌:いとうかなこ)
・ED:『刻司ル十二ノ盟約』 (歌:ファンタズム)
【あらすじ】
7000万年前の荒野に時間跳躍する夢を見た岡部。白昼夢のような奇妙な感覚から
目を覚ますと、まゆりが泊まり込みで制作していたコスプレ衣装、そして紅莉栖
のタイムリープマシンが完成を迎えていた。...
"7000万年前の地球"

冒頭でいきなり登場した7000万年前の地球だという荒れ果てた
砂漠と立ち尽くすオカリン、そして佇むまゆりらしき影―。
結構前の回で、オカリンがまゆしぃの手荷物を受け取る瞬間に
ほんの一瞬チラッと写りこんだ砂漠のような光景が正にこんな
感じでしたね。ということは、実は本当にまゆりも世界線を・・・?
そう仮定すると、前回の"寂しいね、(俺が?)・・・まゆしぃが・・・"
という言葉の意味をストレートに理解することが出来ますね。
ですがこの仮定はさすがにオカリンのリーディングシュタイナー
なんかとの関係から矛盾が生じてきてしまうので、事実ではないかな。
このまゆしぃが世界線を超えてオカリンを追っていたというのは
さすがに事実でないにしろ、たくさんいる中の一人、オリジナル
とも言える一人という言葉には何か重みを感じますね。
だが、実験はしない。

タイムリープマシン、案外にあっさりと出来た感はありますが、
そこは天才少女と天才ハッカーの最強コンビ故のことでしょうね。
で、大事なのはせっかく完成したというのに実験しないという事。
マッド・サイエンティスト・オカリンの性格から考えれば実験は
するだろうし、ましてやせっかくの世紀の大発明を然るべき機関
なんかに託したりはしないはず。それこそ"機関に奪われた"とか
言い出すに決まってますよね。
でも彼には十分すぎるほどに何者かによる圧力(脅迫メールなど)
が加えられていてビビったということもあるでしょうが、やはり
ラボメンのことも考えてのことなのかな、と思いますね。
やっぱりここで思い出されるのは数話前のオカリンの"友たちが
欲しかっただけなのかもしれないな"という言葉。既に幾つかの
世界線を超えて、その得た大切な仲間・友だちと記憶を互いに
共有出来ていない自体になりつつある今、もう限界的に辛いの
かも知れませんね・・・。
みんな、今すぐ・・・

やはり何かを知っているであろう鈴羽。特にやはり紅莉栖には
何かしらの感情を抱くと同時に、かなりの情報を握っている様子。
しかも、紅莉栖以上に、紅莉栖のことを・・・って、やはり未来の・・・?
以前、ジョン・タイター=鈴羽という仮定を打ち立てましたが、
とりあえず彼女、タイターかどうかは置いておいたとしても、
未来的な情報に関わる人であるとさらに限定して仮定することは
出来そうですね。その仮定を基に、この彼女に言いかけを見ると―。
この後に起こることを知っていた、そしてそれを告げることで
難をラボメンが回避することは過去を改変することと正に同義。
つまり感情では仲間であるオカリンたちに危険を知らせたいが、
理論の上でそれがやはり出来ないことを悟った・・・そう考えること
が出来るのではないでしょうか。結局、鈴羽は一人走り去ってし
まいますが、次回、事の顛末を知っているとして、その上で助け
に来てくれることを願うことと致しましょう。
椎名まゆりは・・・必要ない。

2ヒロインのうちの一人が閃光の指圧師・萌郁によって射殺され
てしまったわけですが・・・これで退場ということはどう考えても
ないですよね。これで、何のためのタイムリープマシンかが分かり
ました。
おそらく『魔法少女まどか☆マギカ』のほむらと同じことですよね。
過去に戻り、まゆりが死なない世界線へと導くというのが本作の
軸になっているのでないでしょうか。まさかのリンクですね。
でもそう仮定すると問題点がいくつか。ほむらの場合は1ヶ月近く
たしか戻ることが出来ましたが、オカリンの場合は48時間という事。
仮に、Dメールの送信がまゆりが死ぬ世界線へと導いたとすれば、
そのDメールを送らないように記憶を過去へ届けなければならない。
でも、既に幾日も日は経っている―。なるほど冒頭の日付と時間の
表示の意味がようやっと分かりましたね。今後の見所としてはまぁ、
次回の展開を観る前に予測で話をどんどん進めるのもあれですが・・・、
この時間との戦いとオカリンの動向に当然なってくるでしょうね。
でも、要素条件としてもうひとつ、気になるタイターの言葉を思い
出さなければいけないでしょうね・・・
"世界線は、分岐はしていても最後は一本へ収束していく―"
という趣旨の発言があった気がします。ということはほむらと同じ
く、最後の結末は様相は違えど・・・・・・
次回、この状況からどのように脱し、そしてどんな展開を見せるか。
もう目が離せない勢いで期待ですね。
次回は、第13話「形而上のネクローシス」
<過去記事>
・第01話 「始まりと終わりのプロローグ」
・第02話 「時間跳躍のパラノイア」
・第03話 「並列過程のパラノイア」
・第04話 「空理彷徨のランデヴー」
・第05話 「電荷衝突のランデヴー」
・第06話 「蝶翼のダイバージェンス」
・第07話 「断層のダイバージェンス」
・第08話 「夢幻のホメオスタシス」
・第09話 「幻相のホメオスタシス」
・第10話 「相生のホメオスタシス」
・第11話 「時空境界のドグマ」
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でわまた。。。
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