aniパンダの部屋

戦国乙女　～桃色パラドックス～
第10話「心中乙女」
敵は、本能寺に･･･あり･･･。敵は、私めの、心のなかにあり･･･。

【キャスト】
　・ヒデヨシ　　　　　日高里菜
　・織田ノブナガ　　　豊口めぐみ
　・明智ミツヒデ　　　喜多村英梨
　・伊達マサムネ　　　平田裕香
　・徳川イエヤス　　　明坂聡美
　・長宗我部モトチカ　沖　佳苗
　・本能寺住職　　　　浅井淑子

【スタッフ】
　・脚本　　　　木村　暢
　・絵コンテ　　佐藤雄助
　・演出　　　　佐藤雄助
　・作画監督　　小林利充・羽坂英則・山田真也

【オープニング・エンディングテーマ】
　・OP：『陽炎－kagerou－』（歌：天下取り隊)
　・ED：『熱き矢の如く』　(歌：天下取り隊)

【あらすじ】
ついに全ての甲冑が揃った！ ノブナガ達は残りの甲冑が置いてある安土城へ。
その途中、本能寺に立ち寄る一同。　歴史が苦手なヒデヨシでも本能寺という
言葉に聞き覚えが！歴史の教科書には「明智光秀が織田信長を討つ」との記述
があるが、まさか…！？
一方、精神的に追いつめられていたミツヒデは、マサムネの助言をうけ、つい
に行動を起こす。すべては愛ゆえに…。

---

すぐに私も、参ります･･･



粉骨砕身して忠義を尽くしてきたというのに、無能で迷惑ばかり
かけているだけのヒデヨシがノブナガに好かれているのに対して
自分は･･･報われない。報われな。報われない。報われない･･･。


お褒めの言葉を頂戴し、"有難き幸せ"と返せるだけでも満足して
いたはずなのに、やはり横からひょこっと現れた何も努力してない
ヤツが自分より好かれるのは気に食わないし、嫉妬を覚えてしまう
のは当然だと思います。この謀反、いや心中はお館を想いすぎての･･･


このミツヒデの、辛さと切なさが滲んだ顔がまた見ていて苦しく
なってきますね･･･。精一杯やり尽くしてきたのにそれをすべて
無にされたが如くの、悔しさを通り越して絶望の表情が･･･涙


本能寺の変。敵は何処か！？

･･･"敵は、本能寺にあり。敵は、私の心のなかに･･･"


"陰と陽"



マサムネがミツヒデを唆したという事実がこれまた何故そのような
芝居を打ったのかすごく引っ掛かりはするところではありますが、
それについては恐らく後々に分かる･･･のでしょうかねっ？汗


さて、間一髪で間に･･･合わなかったヒデヨシとミツヒデの対面。
この部分、話し合いが決裂してヒデヨシが火に向かって行くのに
対して、ミツヒデが立ち止まったままの所、キャラとか今の心情
とか、いろんなモノひっくるめて良く現れてるなぁと思ったり。


何も出来ないけれど、いつも目的に向かって駆け出していく佳乃、
希望とか、とにかく明るい方へ突き進み、眩しいまでに輝いている
のに対して、暗い方をどうしても見つめてしまうミツヒデ。


今に至っても相も変わらず、明るい方へと行動を取れるか取れない
かで隔絶している二人でしたね。ここが二人の違いであり、ノブナガ
の中での存在の微妙な違いに繋がっているのかも。"戦友としての信頼"
にあるミツヒデ、"遊び友達としての絆"のヒデヨシのように。


"至福の時"



結局、どのようなポジションであってもノブナガからしてみれば
かけがえのない存在で二人があるのは変わりはないわけで。


そう考えれば、ミツヒデは、自分のフィールドとは違う形でのあり
方を望んでいたから、意識のすれ違いが生まれてしまったと考えられ
ますよね･･･。


そう、ノブナガの中ではその存在に優劣はついていないというのに。
梁だか天井が落ちてきそうな所を弓で救ったノブナガの顔は本気で
したからね。･･･で、感動のシーンがあったかと思いきやもうこれ･･･笑


あけりんの幸せ感じるハードルが低すぎることが明々白々に･･･ッ!!
コイツ、一重にヒデヨシがチューを自分より先にノブナガとしちゃった
と思っていたからイジケていただけ、チューチュー出来ればもう満足
だったということ、なのですかねぇ～･･･


まぁそう思われても仕方のないくらいの肩の力の抜け具合でしたね！
さっきまでの感動、ちょっとお返しいただきたいのですが、あけりん？笑


アンタを殺してやるよ、フッ



さて、甲冑の方。伊達先生がまんまと奪い去っていきましたが、
じぶんはてっきり、この甲冑があの宇宙人みたいなヤツとか、
元の世界に帰れる方法とかに繋がっていると思っていたのですが･･･


伊達先生思いっきり、"これで伊達家の悲願"がなんちゃらと言って
るのですが～･･･なに、え？先生、天下取りたかったん･･･？帰る
ことは考えてないん･･･？いやいや、それ以前に宇宙人みたいなヤツ
とかは！？


なぁ～んて疑問がぐるっぐる回っているのですが、次回と次でしっかり
キレイに繋がってまとめてくれますよね･･･？ついでにオトコで喋る犬
のシロについても、何かちゃんとあるんだよね･･･？


伊達先生が高笑いしながら馬で駆け巡っている時、じぶんの頭の中
ではこれら疑問が疾走中でしたよッ！それを、そして伊達先生の足
も止めたのが、トクニャンが登場したから。しかも殺すって･･･


かわいい顔してるくせに･･･腹黒トクニャン、殺る気マンマンですね汗
ヨシモトや～い･･･どこで何をしているの～･･･？手持ち無沙汰に百合
物語書いてる間に時代は風雲急を告げてるよ～･･･汗



ってことで、次回、大きく動いてくれるはず！注目期待ですよッ!!
ホント、最初から何だかんだで楽しんできましたが、最後まで見て
来てまったく後悔しない作品だったことに喜びつつ、期待ですッ！

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次回は、



＜過去記事＞
　・第01話　「転送乙女」
　・第02話　「困惑乙女」
　・第03話　「天空乙女」
　・第04話　「対決乙女」
　・第05話　「怪談乙女」
　・第06話　「想出乙女」
　・第07話　「演劇乙女」
　・第08話　「微熱乙女」
　・第09話　「西国乙女」


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でわまた。。。

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