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2012.12.13 Thu
中二病でも恋がしたい!
第11話「片翼の・・・堕天使(フォーリン・エンジェル)」感想
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勇太が?それとも凸守が?
どちらが間違っているのでしょう。
いえ、どちらが正しいのでしょう。
どちらも正しくて、間違っている気がします。
軸は同じでも、偏ってしまっている感じ。
勇太は、正論をまくし立てて凸守の感情的な話を
ことごとく叩き潰していきました。
言ってることは反吐が出るほど正論すぎますよね。
でも、その正論こそが六花のために言っているようで
自分の気持ちや考えをごまかすため、という感じがします。
物語最初の方の、「無責任な気がした」という言葉が
最後の場面での勇太の態度や言葉がここに来て響いてます。
凸守は・・・本当に優しい子だと思います。
中二病入っていて、痛々しい言い回しにはなってますが、
それでもその言葉は端々に六花への思いが詰まっていた。
だからこそ、自分の本当の気持ちをストレートにぶつけ
られない勇太と、ストレート過ぎるほどにぶつけてくる
凸守は激しくぶつかったという見方もありかな。
ここは色々な切り口から二人の口論を見ることが出来ると
思います。キーはあちこちに転がっていたから。
とにもかくにも、六花を上に、勇太、凸守で作られる三角形
の間でのやり取りは、考えれば考えるほどに思いが込み上げて
来るストーリー展開でした。
今の勇太は、
六花を支えたい、でも有りもしない境界線うんぬんを口に
出してっていうのは無責任な話。それは絶対に不可能で、
無意味なことだから。
でも、六花を支えたい、だからこそどうすればいいのか
自分には分からない。
六花の心の支えになりたい、壊れそうな彼女を守りたい。
守る・・・ならやはり中二病的な言葉でごまかして・・・
でもやはりそれは無責任。逃げ。本当の意味での六花の
心の支えにはなれない。やっぱり、分からない。
そんなめちゃくちゃな感じなのかなと、見ていて想ったり。
彼女の心を守る、と支えるでは似て非なるものだと思います。
凸守は守ろうとする思いが強く、勇太はどちらかというと本当
の意味で六花に自立してもらいたい、そのために支えたいという
思いが今はそれでも強いのでは。
来週がいよいよ最終回ですので、その心情部分の描写とストーリー
に非常に期待します。楽しみです。
ちなみに、やはり絵、素敵ですね。キャラクターの感情豊かな表情
には毎度魅了されています。
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