(感想)GOSICK -ゴシック- 第15話「二匹の怪物は心をかよわせる」
(感想)GOSICK -ゴシック-
第15話 「二匹の怪物は心をかよわせる」
リヴァイアサンもヴィクトリカも、同じ。囚われの怪物、道具・・・。
そして、歩み寄り聞こえてきた"別れの足音"、それを頭にEDを見ていると・・・

第15話 「二匹の怪物は心をかよわせる」
リヴァイアサンもヴィクトリカも、同じ。囚われの怪物、道具・・・。
そして、歩み寄り聞こえてきた"別れの足音"、それを頭にEDを見ていると・・・

【キャスト】
・ヴィクトリカ 悠木 碧 ・ルバート 志村知幸
・九城一弥 江口拓也 ・ココ・ローズ 久川 綾
・グレヴィール 木内秀信 ・マスグレーブ 中村秀利
・アブリル 下屋則子 ・イアン 小松未可子
・コルデリア 沢城みゆき ・従者A 鈴木恭輔
・ブライアン・ロスコー 大川 透 ・従者B 村田太志
・リヴァイアサン 速水 奨 ・セルジウス 堀勝之祐
・アルベール 木村良平
【スタッフ】
・脚本 根元歳三
・絵コンテ 長崎健司
・演出 中村里美
・作画監督 青野厚司
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『Destin Histoire』(歌:yoshiki*lisa)
・ED:『unity』 (歌:コミネリサ)
【あらすじ】
時計台で殺人が起こった。ヴィクトリカは、リヴァイアサンの本に
書かれた謎を調べるために図書館塔の外に出てきたところ、初対面
のアブリルとケンカしてしまう。学園はソヴュールの闇の歴史の眠る
場所だとして、危ないことから手を引くよう一弥に警告するブロワ。
そして、ヴィクトリカの背後に謎の男が迫る!
"嵐のための道具"

怪しすぎる存在・リヴァイアサンを失脚させ政局から
遠ざけようとするのは当然な行動だし、王を振り払い
床に転げさせた時点で失脚以前の話になると思うのですが・・・汗
そんな彼に近づいたのがヴィクトリカの父・アルベール。
ヴィクトリカを道具としてコルデリアに産ませたと以前
ありましたが、リヴァイアサンとの出会いが発端とは・・・
"嵐のための道具"、世界を覆う嵐とは"世界大戦"のこと。
アルベールは独自に錬金術師に頼り、人造の戦闘部隊を、
ホムンクルスを産み出してもらおうとしていたと・・・
"ホムンクルス"、調べて見たらわかりますが、あらゆる
知識を身につけた普通の体躯よりもずっと小さい人造人間、
とあります。
"リヴァイアサンの正体"

だから、アルベールは灰色狼の女に子を産ませたのでしょうね。
ホムンクルスの代わりとなる存在、それはかつてヨーロッパを
知で統べた体躯の小さな、灰色狼と呼ばれる民族の女に・・・
本当は何も出来ない、ただ奴隷として使われ口封じに殺されそう
になった黒人の青年、リヴァイアサン。道具として用いられ、
仲間もいない、頼れる人も居ない、そんな孤独の中で死んでいき・・・
黒い怪物は死に、時を経て今、彼の言葉により生み出された金色
の怪物が、彼と心を、思いを通わせる、"牢獄、そして孤独・・・"
結局は道具、アルベールが道具を求めているだけ・・・
近い内に巻き起こるであろう、世界を覆う嵐の為に・・・
キミは私を、見つけられないのか・・・?

ふたたび始まるであろう"世界大戦"に備え、今は"秘密の武器庫"
に保管(幽閉)されている、金色の怪物であり"道具"のヴィクトリカ。
アルベールがここに閉じ込めているのは、かつての秘密の武器庫
だけあって、確実に戦争に利用するため、それ以外には絶対にない。
何しろ、黒い怪物・・・かつての道具も、ここに保管されていたのだから。
戦争の道具・武器は使わなければ意味が無い。武器庫から出し、
使わなければ。つまり、いつかはヴィクトリカも、武器庫からの
幽閉を解かれ、外へ連れて行かれ、そしてそこに拘束される。
"勝利"のため、孤独で、悲しみに満ちた戦場に幽閉される・・・。
その時になって、九城は、見つけてくれるのか。もう一度、あの
図書館での孤独から見つけ出し、助けてくれたときのように、再び
見つけ出してくれるのか・・・?
当の九城は、断言する。"また見つけ出すよ"と。微笑みます、
ヴィクトリカは。でも、その微笑みはどこか、悲しみを纒って
いますよね。
まるで・・・その希望は、願いは、零れ落ちてしまうのを知っている、
そんな、それでもその言葉が、気持ちが嬉しいとも思っているかのように・・・
歩み寄る"別れ"の足音。ヴィクトリカという一人の道具であり、
そして単なる一人の女の子でもある彼女、彼は守りぬくことが
出来るのでしょうか?再び、見つけ出すことは出来るのでしょうか?
いよいよ物語もクライマックスの様を見せてきました、次回以降、
注目して見ていかないといけませんね。
次回は、

<過去記事>
・第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」
・第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」
・第3話 「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」
・第4話 「金色の糸はつかのまを切り裂く」
・第5話 「廃倉庫には謎の幽霊がいる」
・第6話 「灰色の狼は同胞を呼びよせる」
・第7話 「夏至祭に神託はくだされる」
・第8話 「過去の王国に遠吠えがこだまする」
・第9話 「人食いデパートに青薔薇は咲く」
・第10話 「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」
・特別編 「春来たるGOSICKスペシャル -美しき怪物は混沌の先を視る-」
・第11話 「そのドリルは雄弁に愛を語る」
・第12話 「夏の午後に蝉の声を聞く」
・第13話 「愚者は己の代弁者を指名する」
・第14話 「意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する」
↓拍手なんかして頂けるとめっちゃ元気になります!!

でわまた。。。
・ヴィクトリカ 悠木 碧 ・ルバート 志村知幸
・九城一弥 江口拓也 ・ココ・ローズ 久川 綾
・グレヴィール 木内秀信 ・マスグレーブ 中村秀利
・アブリル 下屋則子 ・イアン 小松未可子
・コルデリア 沢城みゆき ・従者A 鈴木恭輔
・ブライアン・ロスコー 大川 透 ・従者B 村田太志
・リヴァイアサン 速水 奨 ・セルジウス 堀勝之祐
・アルベール 木村良平
【スタッフ】
・脚本 根元歳三
・絵コンテ 長崎健司
・演出 中村里美
・作画監督 青野厚司
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『Destin Histoire』(歌:yoshiki*lisa)
・ED:『unity』 (歌:コミネリサ)
【あらすじ】
時計台で殺人が起こった。ヴィクトリカは、リヴァイアサンの本に
書かれた謎を調べるために図書館塔の外に出てきたところ、初対面
のアブリルとケンカしてしまう。学園はソヴュールの闇の歴史の眠る
場所だとして、危ないことから手を引くよう一弥に警告するブロワ。
そして、ヴィクトリカの背後に謎の男が迫る!
"嵐のための道具"

怪しすぎる存在・リヴァイアサンを失脚させ政局から
遠ざけようとするのは当然な行動だし、王を振り払い
床に転げさせた時点で失脚以前の話になると思うのですが・・・汗
そんな彼に近づいたのがヴィクトリカの父・アルベール。
ヴィクトリカを道具としてコルデリアに産ませたと以前
ありましたが、リヴァイアサンとの出会いが発端とは・・・
"嵐のための道具"、世界を覆う嵐とは"世界大戦"のこと。
アルベールは独自に錬金術師に頼り、人造の戦闘部隊を、
ホムンクルスを産み出してもらおうとしていたと・・・
"ホムンクルス"、調べて見たらわかりますが、あらゆる
知識を身につけた普通の体躯よりもずっと小さい人造人間、
とあります。
"リヴァイアサンの正体"

だから、アルベールは灰色狼の女に子を産ませたのでしょうね。
ホムンクルスの代わりとなる存在、それはかつてヨーロッパを
知で統べた体躯の小さな、灰色狼と呼ばれる民族の女に・・・
本当は何も出来ない、ただ奴隷として使われ口封じに殺されそう
になった黒人の青年、リヴァイアサン。道具として用いられ、
仲間もいない、頼れる人も居ない、そんな孤独の中で死んでいき・・・
黒い怪物は死に、時を経て今、彼の言葉により生み出された金色
の怪物が、彼と心を、思いを通わせる、"牢獄、そして孤独・・・"
結局は道具、アルベールが道具を求めているだけ・・・
近い内に巻き起こるであろう、世界を覆う嵐の為に・・・
キミは私を、見つけられないのか・・・?

ふたたび始まるであろう"世界大戦"に備え、今は"秘密の武器庫"
に保管(幽閉)されている、金色の怪物であり"道具"のヴィクトリカ。
アルベールがここに閉じ込めているのは、かつての秘密の武器庫
だけあって、確実に戦争に利用するため、それ以外には絶対にない。
何しろ、黒い怪物・・・かつての道具も、ここに保管されていたのだから。
戦争の道具・武器は使わなければ意味が無い。武器庫から出し、
使わなければ。つまり、いつかはヴィクトリカも、武器庫からの
幽閉を解かれ、外へ連れて行かれ、そしてそこに拘束される。
"勝利"のため、孤独で、悲しみに満ちた戦場に幽閉される・・・。
その時になって、九城は、見つけてくれるのか。もう一度、あの
図書館での孤独から見つけ出し、助けてくれたときのように、再び
見つけ出してくれるのか・・・?
当の九城は、断言する。"また見つけ出すよ"と。微笑みます、
ヴィクトリカは。でも、その微笑みはどこか、悲しみを纒って
いますよね。
まるで・・・その希望は、願いは、零れ落ちてしまうのを知っている、
そんな、それでもその言葉が、気持ちが嬉しいとも思っているかのように・・・
歩み寄る"別れ"の足音。ヴィクトリカという一人の道具であり、
そして単なる一人の女の子でもある彼女、彼は守りぬくことが
出来るのでしょうか?再び、見つけ出すことは出来るのでしょうか?
いよいよ物語もクライマックスの様を見せてきました、次回以降、
注目して見ていかないといけませんね。
次回は、

<過去記事>
・第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」
・第2話 「死者の魂が難破船をおしあげる」
・第3話 「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」
・第4話 「金色の糸はつかのまを切り裂く」
・第5話 「廃倉庫には謎の幽霊がいる」
・第6話 「灰色の狼は同胞を呼びよせる」
・第7話 「夏至祭に神託はくだされる」
・第8話 「過去の王国に遠吠えがこだまする」
・第9話 「人食いデパートに青薔薇は咲く」
・第10話 「風邪ひきは頑固な友人の夢をみる」
・特別編 「春来たるGOSICKスペシャル -美しき怪物は混沌の先を視る-」
・第11話 「そのドリルは雄弁に愛を語る」
・第12話 「夏の午後に蝉の声を聞く」
・第13話 「愚者は己の代弁者を指名する」
・第14話 「意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する」
↓拍手なんかして頂けるとめっちゃ元気になります!!

でわまた。。。
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