(感想)Steins;Gate -シュタインズ・ゲート- 第14話「形而下のネクローシス」
Steins;Gate -シュタインズ・ゲート-
第14話「形而下のネクローシス」
理解者がいるようで、結局はすべて無かったことになってしまう―。
鈴羽については、やっと正体明かされましたがまぁ当然過ぎますね。

第14話「形而下のネクローシス」
理解者がいるようで、結局はすべて無かったことになってしまう―。
鈴羽については、やっと正体明かされましたがまぁ当然過ぎますね。

【キャスト】
・岡部倫太郎 宮野真守 ・アナウンサー 小林かつのり
・牧瀬紅莉栖 今井麻美 ・店員 牛田裕子
・椎名まゆり 花澤香菜 ・母親 行成とあ
・橘田 至 関 智一 ・男の子 平野 妹
・阿万音鈴羽 田村ゆかり ・ラウンダー 曽田鷹人
・漆原るか 小林ゆう 斉藤貴之
・桐生萌郁 後藤沙緒里
【スタッフ】
・脚本 花田十輝
・絵コンテ 浜崎博嗣・若林漢二
・演出 若林漢二
・作画監督 川田 剛・松原一之
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『Hacking to the Gate』(歌:いとうかなこ)
・ED:『刻司ル十二ノ盟約』 (歌:ファンタズム)
【あらすじ】
まゆりの命を救うため、タイムリープを繰り返す岡部。だが、どれだけ
試みようと、「まゆりの死」という結果は変わらなかった。岡部は萌郁
たちの襲撃自体を回避することができないか、と考え、タイムマシンの
新情報を入手した、というメールを餌に萌郁を呼び出す。...
"変わらない結末、世界線とその収束点"

結局いかなり足掻きも意味はなく、世界が結託してるか運命の如く
まゆりは死んでいくと。やはり現状、ベースとなる条件が変わって
いない以上、その時間・空間で何をしても結末は変わらないのですね。
これが先に言ってしまえば世界線とダイバージェンス、α線とβ線
の話になってくるわけで。α線、β線などはいわば一本の縄。その
縄を構成している無数の繊維が世界線。岡部が移動している世界線
は結局、繊維から繊維へと移っているだけで、一本の縄に変わりない。
一本の縄はどんな投げ方をしたって先端は分岐すること無く一点に
のみ到達します。たとえどの繊維を辿っていったところで一箇所に
収束していきます。"運命"、それが変わらない結末であり収束点・・・。
私がタイムトラベラー、ジョン・タイターだよ。

ダイバージェンス、世界線。その話を解説したのがバイト戦士こと
阿万音鈴羽・・・いや、タイムトラベラーであるジョン・タイター。
彼女がタイターであろうことは既にいくらも伏線がありましたので
今更驚きはしませんが、でも物語の中としてはかなり話が進みますね。
で、その解説の中で出てくる収束する一点の運命を変えられるかも
知れない方法が、今いるα世界線からβ世界線への移動。なるほど
一本の縄から別の縄へと移れば辿りつく結末・収束点は当然変わる。
ではどうやって移るのか、これが問題ですね。世界的な未来を変え
うる出来事の時に分岐が起こるそうですが、最近では2010年の岡部
たちがタイムマシンを完成させた時―。
それならタイムマシンが完成しないように、岡部たちがいない間に
とにかくぶち壊したりすればいいのかというと、それはタイムリープ
マシンを壊しても仕方がないのと同じことなのではないでしょうか。
この辺り、次回以降注意して見ていくポイントということでしょう。
余計かつ不確実な邪推をして叩かれても面倒なので今回の情報整理
などはこの辺りにしておきたいと思います。
"タイムリープと大切な仲間"

さて、情報整理や推理は置いておいて、心情面。岡部は辛いだろう
なと当然思っていましたが、これはクリスもまたかなり来ますね・・・。
名前をちゃんと呼んでもらって嬉しかった、その思い出は岡部の
ようには別の世界線ないしは過去に持っていけない―。
岡部が過去へジャンプした後、と言っても過去なので"前"なのかも
しれませんが、その時には当然クリスはそんな嬉しかった思い出も
寂しかった気持ちも持っていないわけですが・・・。どうしても考え
てしまう、ジャンプ前のクリスの涙を浮かべた表情・・・。
岡部は、デレる前のクリスと過去のクリスが別のことを言っていて
殴りたいとか言ってましたが、それでも心の中ではやっぱりあの時
自分の、そして仲間のために共にどうにかしてくれようとしていた、
そしてマイフォークが欲しいと言っていたクリスが浮かびますよね。
じぶんが岡部だったらもう耐えられないな・・・。まだ例えばほむらの
ような、ずっと孤独とも戦っていかなければならないよりはある程度
の共有を出来る岡部の方がマシ、とも思いましたが、そうじゃない
ですよね。
共有しているようで共有出来ていない、あの時のまどかのようで、
でも今眼の前にいるまどかはあの時のまどかとは違う・・・。岡部と
ほむら、やっぱり一緒。孤独じゃないようで、孤独。もの凄く―。
本作と『魔法少女まどか☆マギカ』はやっぱり似ていると思います。
本作では"希望"よりは"絶望"の視点から捉えられており、後者では
ある程度の"希望"の視点から捉えられている気がしなくもありません。
だからこそ、今、同じテーマであろう後者を視点を変えて見るのも
また、本作のキャラの心中を考える上でも、改めてほむらたちの心
を考える上でも、いいのかも知れませんね。
次回も、出てくる情報など見落とさないように注目期待ですね。
次回は、第15話「亡環上のネクローシス」
<過去記事>
・第01話 「始まりと終わりのプロローグ」
・第02話 「時間跳躍のパラノイア」
・第03話 「並列過程のパラノイア」
・第04話 「空理彷徨のランデヴー」
・第05話 「電荷衝突のランデヴー」
・第06話 「蝶翼のダイバージェンス」
・第07話 「断層のダイバージェンス」
・第08話 「夢幻のホメオスタシス」
・第09話 「幻相のホメオスタシス」
・第10話 「相生のホメオスタシス」
・第11話 「時空境界のドグマ」
・第12話 「静止限界のドグマ」
・第13話 「形而上のネクローシス」
↓よろしければ拍手など一押しの応援をお願い致します☆

でわまた。。。
・岡部倫太郎 宮野真守 ・アナウンサー 小林かつのり
・牧瀬紅莉栖 今井麻美 ・店員 牛田裕子
・椎名まゆり 花澤香菜 ・母親 行成とあ
・橘田 至 関 智一 ・男の子 平野 妹
・阿万音鈴羽 田村ゆかり ・ラウンダー 曽田鷹人
・漆原るか 小林ゆう 斉藤貴之
・桐生萌郁 後藤沙緒里
【スタッフ】
・脚本 花田十輝
・絵コンテ 浜崎博嗣・若林漢二
・演出 若林漢二
・作画監督 川田 剛・松原一之
【オープニング・エンディングテーマ】
・OP:『Hacking to the Gate』(歌:いとうかなこ)
・ED:『刻司ル十二ノ盟約』 (歌:ファンタズム)
【あらすじ】
まゆりの命を救うため、タイムリープを繰り返す岡部。だが、どれだけ
試みようと、「まゆりの死」という結果は変わらなかった。岡部は萌郁
たちの襲撃自体を回避することができないか、と考え、タイムマシンの
新情報を入手した、というメールを餌に萌郁を呼び出す。...
"変わらない結末、世界線とその収束点"

結局いかなり足掻きも意味はなく、世界が結託してるか運命の如く
まゆりは死んでいくと。やはり現状、ベースとなる条件が変わって
いない以上、その時間・空間で何をしても結末は変わらないのですね。
これが先に言ってしまえば世界線とダイバージェンス、α線とβ線
の話になってくるわけで。α線、β線などはいわば一本の縄。その
縄を構成している無数の繊維が世界線。岡部が移動している世界線
は結局、繊維から繊維へと移っているだけで、一本の縄に変わりない。
一本の縄はどんな投げ方をしたって先端は分岐すること無く一点に
のみ到達します。たとえどの繊維を辿っていったところで一箇所に
収束していきます。"運命"、それが変わらない結末であり収束点・・・。
私がタイムトラベラー、ジョン・タイターだよ。

ダイバージェンス、世界線。その話を解説したのがバイト戦士こと
阿万音鈴羽・・・いや、タイムトラベラーであるジョン・タイター。
彼女がタイターであろうことは既にいくらも伏線がありましたので
今更驚きはしませんが、でも物語の中としてはかなり話が進みますね。
で、その解説の中で出てくる収束する一点の運命を変えられるかも
知れない方法が、今いるα世界線からβ世界線への移動。なるほど
一本の縄から別の縄へと移れば辿りつく結末・収束点は当然変わる。
ではどうやって移るのか、これが問題ですね。世界的な未来を変え
うる出来事の時に分岐が起こるそうですが、最近では2010年の岡部
たちがタイムマシンを完成させた時―。
それならタイムマシンが完成しないように、岡部たちがいない間に
とにかくぶち壊したりすればいいのかというと、それはタイムリープ
マシンを壊しても仕方がないのと同じことなのではないでしょうか。
この辺り、次回以降注意して見ていくポイントということでしょう。
余計かつ不確実な邪推をして叩かれても面倒なので今回の情報整理
などはこの辺りにしておきたいと思います。
"タイムリープと大切な仲間"

さて、情報整理や推理は置いておいて、心情面。岡部は辛いだろう
なと当然思っていましたが、これはクリスもまたかなり来ますね・・・。
名前をちゃんと呼んでもらって嬉しかった、その思い出は岡部の
ようには別の世界線ないしは過去に持っていけない―。
岡部が過去へジャンプした後、と言っても過去なので"前"なのかも
しれませんが、その時には当然クリスはそんな嬉しかった思い出も
寂しかった気持ちも持っていないわけですが・・・。どうしても考え
てしまう、ジャンプ前のクリスの涙を浮かべた表情・・・。
岡部は、デレる前のクリスと過去のクリスが別のことを言っていて
殴りたいとか言ってましたが、それでも心の中ではやっぱりあの時
自分の、そして仲間のために共にどうにかしてくれようとしていた、
そしてマイフォークが欲しいと言っていたクリスが浮かびますよね。
じぶんが岡部だったらもう耐えられないな・・・。まだ例えばほむらの
ような、ずっと孤独とも戦っていかなければならないよりはある程度
の共有を出来る岡部の方がマシ、とも思いましたが、そうじゃない
ですよね。
共有しているようで共有出来ていない、あの時のまどかのようで、
でも今眼の前にいるまどかはあの時のまどかとは違う・・・。岡部と
ほむら、やっぱり一緒。孤独じゃないようで、孤独。もの凄く―。
本作と『魔法少女まどか☆マギカ』はやっぱり似ていると思います。
本作では"希望"よりは"絶望"の視点から捉えられており、後者では
ある程度の"希望"の視点から捉えられている気がしなくもありません。
だからこそ、今、同じテーマであろう後者を視点を変えて見るのも
また、本作のキャラの心中を考える上でも、改めてほむらたちの心
を考える上でも、いいのかも知れませんね。
次回も、出てくる情報など見落とさないように注目期待ですね。
次回は、第15話「亡環上のネクローシス」
<過去記事>
・第01話 「始まりと終わりのプロローグ」
・第02話 「時間跳躍のパラノイア」
・第03話 「並列過程のパラノイア」
・第04話 「空理彷徨のランデヴー」
・第05話 「電荷衝突のランデヴー」
・第06話 「蝶翼のダイバージェンス」
・第07話 「断層のダイバージェンス」
・第08話 「夢幻のホメオスタシス」
・第09話 「幻相のホメオスタシス」
・第10話 「相生のホメオスタシス」
・第11話 「時空境界のドグマ」
・第12話 「静止限界のドグマ」
・第13話 「形而上のネクローシス」
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でわまた。。。
| Steins;Gate-シュタインズ・ゲート- | 18:54 | comments:0 | trackbacks:43 | TOP↑